スパイラル株式会社が提供する電子投票システムは、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL®︎」で構築しており、オンラインで投票受付、議決権行使、結果集計が行えます。パッケージサービスでは実現できない複雑な要件でも、SPIRAL®︎なら基本的な投票機能を備えたテンプレートをもとに、スピーディにカスタマイズ対応できます。
会議所や大学関連組合など、さまざまな組織で使われる基本的な投票機能を備えたテンプレートをご用意しています。さらに、テンプレートはカスタマイズ可能なため、お客様固有の複雑な要件にも柔軟に対応することができます。
「なりすまし」や「重複」投票を防止し、匿名性を保ったオンライン投票を実現します。IPアドレスによる制限をかけたり、有権者に個別のID/PWを発行するなどご要望に合わせた機能の選択が可能です。
金融機関にも採用されるSPIRAL®の高セキュリティな環境で個人情報や投票結果を管理できます。
有権者のリストをCSVデータなどで一括登録し、管理することができます。
有権者に候補者が含まれる場合は、1つのデータベースで管理することも可能です。
有権者管理同様、候補者のリストをCSVデータなどで一括登録したり、管理画面から1人ずつ登録することも可能です。
オンライン投票の案内メールからパスワードをご登録いただく「メール認証」でなりすましを防止します。
一度投票した有権者には「投票済み」のフラグを立てることで、投票画面を表示しません。
投票画面で、候補者名の入力がなくても投票できる「無記名投票」に対応しています。
記述式、選択式、プルダウン式などさまざまな形式に対応。有権者ごとに表示する候補者を変更することも可能です。
PC、スマホ表示に対応した投票案内ページ、投票ページをご用意。有権者は自分の端末に最適化された表示で、スムーズに投票できます。
管理者が自由に有権者宛にメールを送信できます。
[メールの例]
・選挙を告知する
・投票を促す
・選挙結果を知らせる など
投票の案内メールから直接投票フォームにアクセスするのではなく、間に案内ページを挟むことができます。案内ページに投票に関する説明のほか、不正投票への抑止効果を狙った文章(IPアドレスや端末情報の取得など)を掲載することも可能です。
電子投票、Web投票が可能なパッケージシステムの情報を収集したところ、当組合が実施している選挙方法に標準機能で対応できるシステムは、私たちの調査した範囲では存在しないことがわかりました。選挙方式に関する詳細をまとめ、カスタマイズ開発によって対応が可能になるかどうかを各社に問い合わせたところ、スパイラル®ともう1社からのみ、対応可能との回答がありました。
最終的にスパイラル®を選んだ理由はコストです。両者のランニングコストを比較すると1年間で数十万円近くの差が出ました。仮に複数年使うことになれば、スパイラル®の方が圧倒的にコスト面で優位になります。それが採用の決め手になりました。
まず、ユーザーが投票した後、現状の結果がグラフで動きとともに表示されるようにしたのがこだわりのポイントです。ユーザーが「投票に参加している」という高揚感を楽しめるように、プログラムをカスタマイズしてもらいました。それから、継続的に投票の企画を行う際のメンテナンスのしやすさを考えて、奇数回と偶数回で分けてフォームを2つ用意してもらったのもこだわりのひとつです。これにより、裏で次回のフォームを準備しておけば、簡単に切り替えることが可能となりました。また、今後自社で運用していくことを考えて、プログラムに大きく手を加えなくても、数カ所文字列を修正するだけで流用できるようにしてもらいました。ユーザー投票というシンプルな使い方ですが、継続的に投票を実施していくという当社の運用に合わせて細かなところまで営業さんがこだわってくれました。
総選挙に特化したアプリケーションが含まれていて、システム構築から運用までを、ひとまとめにお任せできたのが、私たちにとっての最大のメリットでした。また、わかりやすく簡単に操作できたこと、アプリケーションの組み合わせによって、集計やレポート作成といった投票後の情報活用がスムーズに行えた点もメリットです。これは、データベースを基盤に、さまざまなアプリケーションを柔軟に組み合わせることができる、スパイラル®ならではの魅力だと思います。