2022.11.01
九州圏内のDX人材の育成を支援 パイプドビッツ福岡支店、佐賀県のDX即戦力人材育成・確保事業に協力 DX人材育成プログラムの講座登壇、受講者管理システムを構築
「情報資産の銀行」として、お客様の大切な情報の管理と活用に貢献するITパートナーの株式会社パイプドビッツ(本社 東京都港区、代表取締役社長 CEO 林哲也、以下、「パイプドビッツ」)の福岡支店(福岡県福岡市、支店長 宇都宮奈緒)は、佐賀県のDX人材育成・確保事業の一環である「SAGA Smart Ninja ~DX即戦力人材育成講座~(以下、「SAGA Smart Ninja」)」に協力し、支店長の宇都宮がローコード開発をテーマに登壇いたしました。併せて、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL(スパイラル)」を基盤に、「SAGA Smart Ninja」で使用される受講者管理システムを構築しましたので、お知らせいたします。
SAGA Smart Ninja ~DX即戦力人材育成講座~
https://www.dx-saga.jp/
背景
DXの進展が見込まれる昨今において、それらをリードし得るDX人材へのニーズはより高まっています。佐賀県でもまた、一昨年から開発者人材の育成を目的とした講座「SAGA Smart Samurai」を、さらに今年度からは社内DXリーダーの育成を目的に、ノーコード・ローコード(※1)やSaaS(※2)を用いた業務効率化のスキルやテクニックを学ぶことができる講座「SAGA Smart Ninja」を開設しています。これは、県内企業からの「デジタルを活用して社内の業務効率化を行いたい」という声に応え、県内のDX人材の育成・確保に向けた継続的な取組の一環です。
なお、「SAGA Smart Ninja」は、株式会社ジェピック(佐賀県佐賀市、代表取締役 石丸純子)が幹事を務めるDX推進・支援共同企業体(JV)が受託しており、パイプドビッツ福岡支店も構成員として参画しています。
※1:ノーコード・ローコードとは
プログラムコードを書かずに画面のマウス操作、もしくは少ないプログラムコードでアプリケーションやwebサービスの開発をする手法。昨今流行りの手法で、開発に対する高度な知識を必要としないため、業務担当者でもWebアプリケーションなどのシステム開発が可能となり、企業のDX推進に最適な手法として注目されている。
※2:SaaSとは
「Software as a Service」の略で、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービス。
概要
「SAGA Smart Ninja」は、県内企業の社員や県内商工団体、金融機関の職員、士業、コンサルティング業に従事する方を対象に、ノーコードやSaaSを利用し、DX人材として必要な知識を身につけるためのオンライン講座です。4カ月間(2022年7月10日~10月30日)で、ITの基礎知識についての講義やワークショップを通じて、業務効率化のテクニックや経営思考をベースにしたビジネススキルを習得できます。
パイプドビッツ福岡支店は、「SAGA Smart Ninja」全25講座のうち、2講座に登壇し、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」を用いての座学形式とローコード開発の実体験を通したハンズオン形式の講座を提供しました。
座学では、できるだけ専門用語を使わずにローコード開発の特徴や「SPIRAL」の具体的な活用事例を紹介し、受講者の業務やサービスでの活用方法をイメージできるようにしました。また、DXの成功事例と失敗事例から事前に注意すべきポイントを紹介しました。
ハンズオンの実技講座では、受講者特典として「SPIRAL」のトライアルアカウントを受講者1人につき1アカウント無料提供し、プログラミング知識がなくてもデータベースやWebフォームが構築できる体験を通して、ローコード開発の手軽さを実感していただきました。
このほか、パイプドビッツ福岡支店は「SPIRAL」を基盤に構築した、受講者管理システムを講座内で提供しました。ここでは講座のWeb申込、受講予約、受講者のマイページ(受講内容の確認、出欠確認)、受講後のWebアンケートなど、受講に関わる一連の情報収集と管理が行える基盤を整えております。
佐賀県産業政策課 DX・スタートアップ推進室DX担当係長 石橋様のコメント
佐賀県では企業内のDX人材の育成・確保を目的とし、今年度より『DX即戦力人材育成講座「SAGA Smart Ninja」』を開催しております。県内企業約100名の方に受講いただいており、パイプドビッツ福岡支店様からは、講座内において失敗例などを交えながら実践的な内容をご指導いただき、受講者も自社の業務効率化の具体的なイメージが持てたのではと思います。「SPIRAL」のトライアルアカウントを発行いただき、受講生一人一人が自らローコード開発に触れる機会を提供いただくなど、事業を受託いただいたJVに積極的・主体的な参画をいただいているところです。
受講者の感想
・業務改革、システム導入するのに大切なことは「システム導入のゴールの設定、なりたい姿の設定」。ゴールを描くためには、詳細な現行業務フローの作成(業務の把握)と業務での困りごとの把握(改善点の把握)が非常に重要なポイント。「現行業務で困っていることを、必要な業務改革を行ったシステムを設計、構築することで、生産性の向上を図る。」というDXを進めていくポイントを教えていただきました。ありがとうございました。(建設業・管理職)
・今回の講義ではSPIRALというツールを初めて知りましたが、痒いところに手が届くような機能がたくさんあり、汎用性が高いと感じました。弊社では日報管理や在庫管理で取り入れると便利になるのではないかと思いました。後半ではシステム導入の失敗パターンを知る事ができて、これからの導入に向けて参考になりました。ただシステム導入をすればいいわけではなく、業務フローで不要、必要を再度見直すことが大切だと思いました。システムを柔軟に作れるところはメリットだけど作る時に必要な準備がたくさん必要だということもわかりました。システムについて分からないところは質問して納得してから導入することで会社にとって使いやすい物になり、便利なものになると感じました。(製造業・一般職)
今後の展望
パイプドビッツ福岡支店は、「九州のDXを支援・推進する」というミッションを掲げ、自社開発のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」の利用経験を通して、多くの業務担当者様にローコード開発ツールの利便性や、社内での活用法を知っていただくことで、企業のDX推進やIT人材の育成を支援しています。その一環として、「SPIRAL」体験会やハンズオンセミナーを実施し、業務担当者様に社内DXへの活用法などを実際に体験していただく機会を設けています。また、自社でIT人材を育成したいという企業向けにプレミアムサポートも用意しています。
パイプドビッツ福岡支店は、今後も同様の事業に積極的に携わり、九州圏内の企業のDX推進・IT人材の育成に貢献してまいります。
「SPIRAL」とは
「SPIRAL」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ12,000社以上(2022年4月時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、皆様からお預かりする様々な重要情報資産を安全なプラットフォームで管理しています。
URL: https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/
株式会社パイプドビッツ 概要
会社名 | 株式会社パイプドビッツ |
所在地 | 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル |
代表者 | 代表取締役社長CEO 林 哲也 |
業務内容 | 情報資産プラットフォーム事業、広告事業、ソリューション事業 |
Webサイト | https://www.pi-pe.co.jp/ |
本件に関するお問い合わせ先
株式会社パイプドビッツ
支店統括本部福岡支店 宇都宮
E-mail:fukuoka@pi-pe.co.jp
報道関係者様お問い合わせ先
パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
コーポレート・コミュニケーション部:久保、杉浦、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail:pr@pipedohd.com
※「SPIRAL」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。