2021.06.24
「SPIRALマネージドクラウド」をリリース ~ 安心安全を最重要視したWordPress運用代行ホスティングサービス ~
株式会社パイプドビッツ(東京都港区、代表取締役社長CEO 林哲也)は、CMSでWeb制作を手掛ける企業に代わり、高セキュリティなCMS運用環境のホスティングサービスと運用保守業務代行にWordPress脆弱性対策を合わせたマネージドサービス「SPIRALマネージドクラウド」を本日2021年6月24日より提供開始しました。また、新サービスのリリースを記念し、個人情報を扱うWebサイト制作に役立つウェビナーを7月20日に開催しますので、併せてお知らせいたします。
「SPIRALマネージドクラウド」
URL:https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiral-managed-cloud/
開発背景
緊急事態宣言下で、多くの企業が半ば強制的にテレワークの導入に踏み切り、企業のDX推進が加速しています。非対面での顧客接点強化のため、企業はウェビナーやオンライン接客など、ネットを活用したマーケティング活動に取り組み、その新たなサービスを受けるユーザー側の視野も拡がりつつあります。こうした時代の変化に伴い、企業のWeb担当者は、コンテンツ強化やスピーディーなコンテンツ更新が求められると同時に、Webサイトの脆弱性を突いたサイバー攻撃対策や障害発生時の迅速な対応も欠かせません。しかしながら、昨今のIT人材不足の影響もあり、企業では安全にWebサイトを運用するためのIT人材やノウハウがないという問題に直面し、Web担当者の不安と業務負荷は日に日に増しています。
そこで当社は、世界シェアNo.1を誇るCMS「WordPress」でWeb制作を手掛ける企業に代わり、ホスティング環境の設計および各種設定やアップデート作業、脆弱性対策など面倒な運用保守業務を代行するWordPressに対応した「SPIRALマネージドクラウド」を提供いたします。これにより、企業がWordPressで制作したWebサイトを安全に運用できるだけでなく、運用に係わるWeb担当者の負担を大幅に軽減し、コスト削減と業務効率化を支援いたします。
「SPIRALマネージドクラウド」の概要
(1) 最高水準セキュリティの国内ホスティング
セキュリティを最重要視した信頼性の高いホスティング環境を提供いたします。当社エンジニアが、お客様に代わり10,000件を超えるPaaS運用実績からなる安全性に優れたシステムを構成いたします。
(2) プロフェッショナルによる運用マネジメント
WordPressを含め、OS、ミドルウェアの脆弱性調査から、最新パッチ適用やアップデートなど、セキュリティを維持するための運用保守作業を代行いたします。また、WordPress公式プラグイン、公式テーマの脆弱性調査、改ざんや様々な不正アクセスの検知を可能にするセキュリティ監視および監視設定作業を代行いたします。万が一、不正アクセスやサイト攻撃および改ざんを検知した場合は、サイバーセキュリティに精通した当社エンジニアが迅速に対応いたします。24時間365日の監視体制のため、お客様は面倒な運用保守業務から解放され、安心してコンテンツ制作に専念できます。
「SPIRALマネージドクラウド」の特長
(1)WordPress運用保守実績のある安全な環境と安心の監視技術
金融機関の高いセキュリティ水準に対応した運用保守実績を基に作成した「WordPress専用の設定チェックシート」にて環境構築をいたします。また、EDR(※)による監視やウイルススキャンだけでなく、HTML分析監視やリアルタイムログ監視などPaaS運用ノウハウによる独自の監視方法により、いち早く攻撃を検知いたします。
(※)EDR:Endpoint Detection and Response
ユーザーが利用するパソコンやサーバー(エンドポイント)における不審な挙動を検知し、迅速な対応を支援するソリューション。
(2)WordPressの脆弱性評価とアップデート作業を代行
WordPress本体だけでなく、WordPressの公式プラグインや公式テーマの脆弱性情報を収集、評価し、お客様に代わり面倒なアップデート作業を実施します。
(3)ステージング環境を標準で提供
公開用の本番環境のほか、動作確認テスト用としてステージング環境を標準でご提供いたします。これにより追加コンテンツや追加テンプレート、ソフトウェアのアップデート適用をステージング環境にて動作確認してから、安全に本番環境へ適用することができます。
(4)「SPIRAL®」連携でログインが必要な会員サイトをスピード開発
当社は、会員データベース、会員認証、登録・情報変更・退会用の各Webフォーム、メール配信機能等を標準実装したローコード開発プラットフォーム「SPIRAL®」を提供しており、WordPressで制作したWebサイトと連携する独自のWordPress公式プラグインをご用意しております。
官公庁や100以上の金融機関が採用する「SPIRAL®」を会員管理、認証の基盤とすることで、ログイン関連の開発は必要なく、高セキュリティな会員サイトを短期間で構築できます。
「SPIRALマネージドクラウド」の利用料金
初期費用:400,000円
月額費用:140,000円
※「SPIRAL®」のご利用料金は別途となります。お問い合わせください。
ウェビナー開催のご案内
CMSにてWebサイト制作をする企業様やWeb制作会社様向けに、ウェビナーを開催いたします。
https://www.pi-pe.co.jp/seminar_event/security20210720/
開催名 | 非対面時代のセキュリティ対策 「Webサイト制作の新しい選択肢、安全なデータ管理と⼿放し運⽤」 |
開催日時 | 2021年7月20日(火)15:00〜16:00 Zoomのウェビナーで実施いたします |
内容 | 【第一部】 非対面時代のセキュリティトレンド 重要なデータを預かるWebサイトの構築ポイント 【第二部】 Web 制作のプロが語る、セキュリティ対策とコンテンツ運⽤に求められること 【第三部】 ⼿放し運⽤ってほんと!? ハイレベルなセキュリティを維持してお客様に安⼼していただけるマネージドクラウド |
定員 | 先着順 約120名 |
対象 | 1.CMSにてWebサイト提案、制作する企業様 2.ビジネスに重要なサイトをCMSで構築しているサイトオーナー企業様 3.CMSで構築された企業Webサイトを代行運営している広告代理店様 |
会場 | ウェビナーURLとパスワードは別途ご案内いたします。 |
費用 | 無料 |
参加申込 | https://www.pi-pe.co.jp/seminar_event/security20210720/ |
主催 | 株式会社パイプドビッツ |
今後も当社は、高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、お客様の業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームとサービスの提供に努めてまいります。
「SPIRAL® 」とは
「SPIRAL®」は、企業のDX推進に貢献するローコード開発プラットフォームです。
・SPIRAL® ver.1
官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ11,000社以上(2021年6月時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのwebアプリケーションを手軽に開発できます。
URL:https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/
・SPIRAL® ver.2
Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォームです。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者様にもご利用いただける管理画面だけでなく、開発会社が必要とするウェブアプリやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っているため、プログラミング知識がなくても、自社専用のウェブアプリケーションがマウス操作で手に入ります。
URL:https://spiral.pi-pe.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社パイプドビッツ
マネージドサービス事業推進部 太田
TEL:03-5575-6601
報道関係者様お問い合わせ
パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/
コーポレート・コミュニケーション部:久保、宮古
TEL:03-6744-8039 FAX:03-3585-0620
E-mail : pr@pipedohd.com
※「SPIRAL」は株式会社パイプドビッツの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。