(2010年03月12日掲載)
※企業情報・肩書などを含め、本事例ページに記載された内容は取材当時のものです。
導入事例
CUSTOMERS
厳格なリスク管理の基準を
クリアした受付システムで、
キャンペーン企画を成功へ。
インタビュー
INTERVIEW最低限のシステム開発で最大限の
情報配信効果を目指す
フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパンでは、フォルクスワーゲンのローン、リース、クレジットカード、保険等を提供している。今回お話を伺ったのは、フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス・ジャパンのWebサイト管理を担当されている方である。
これまで同社では、ファイナンス商品やサービス、キャンペーンなどの案内を、主に車の販売店へ来店された方に対して店頭で行っていた。しかし担当者は「来店された方に限らず、情報を必要とされる方には直接ご案内をしたい」と考えた。そこで情報を希望される方の受付窓口をWebに設けることを検討したが、「当社は個人情報の取り扱いには厳格なので、エントリーしたお客様の情報を安全に管理するには大規模なシステム開発が伴うと予想していました」と当時の状況を語る。
そんな折、タイミングよく弊社からのアプローチによりSPIRAL® を知っていただく機会があった。リスク管理が徹底している同社では、機能面やサポート体制はもちろん、当社の導入実績やセキュリティ体制、市場シェアなどに対しての慎重な社内調査を経てSPIRAL® の導入許可が下されたという。
キャンペーンの成功で潜在顧客との新たな接点が生まれた
同社では、新型車『Polo』の発売に合わせてプレゼントキャンペーンを実施した。「コストを抑えながらも、Poloの顧客層にしっかりとキャンペーンの情報を伝えたい」との考えから、キャンペーンの告知はフォルクスワーゲンの販売店来店顧客、Webサイト訪問者、女性向け料理教室の会員をメインに行われた。
キャンペーン対象車『Polo』は、コンパクトな車体で女性に人気のモデルである。そのため多くの女性会員を有する料理教室に協力を依頼し、会員へのメールマガジン配信、会員誌への広告掲載を実施した。携帯からすぐにキャンペーンの応募が行えるように、印刷物には応募フォームへ誘導するQRコードが用意された。「印刷物にQRコードがあれば、その場でアクセスすることが可能なので、SPIRAL® でモバイル用応募フォームが作成できた点も導入のポイントでした」と機能面での評価もいただいた。
約2ヵ月間のキャンペーンで3,000名を超える応募があり、企画は大成功。応募者に対しては、今後の新しいサービスやキャンペーン情報などをメールやDMで発信していくとのことだ。「情報を必要とされる方からのリクエストをWebサイト上で集められ、さらに直接情報をお届けできるようになったことは大きな変化です」と語ってくれた。
今後について尋ねると「フォルクスワーゲンに興味を持っていらっしゃるお客様に、メリットのある情報を我々からタイムリーにお届けできるような仕組みを考えていきたいです」とのこと。続けて「より多くの方が車の販売店へ足を運んでいただけるようなキャンペーンを実施したいですね」と語る担当者。今後の様々な取り組みにもSPIRAL® を活用していただけそうだ。