導入事例

CUSTOMERS

“遊び心”と“継続性”を叶えた柔軟なカスタマイズ。

セガホールディングスの“ゆるい”
アンケートシステム。

株式会社セガホールディングス

業務内容
エンタテインメントコンテンツ事業
使用サービス
SPIRAL® ver.1
URL
https://sega.jp
代表者
代表取締役社長 COO 岡村 秀樹
本社
東京都品川区西品川1-1-1
課題
様々なセガ製品に興味を持ってもらうことと、定期的にサイトに来訪してもらうことを目的に、「ゆるセガ投票コーナー」を考案。“遊び心”を表現でき、 簡単に更新できるシステムを求めていた。
解決策
セキュリティ・対応力・コスパの3点でSPIRAL®を選んだ。ニーズに合わせてカスタマイズを加えた、継続利用が可能なシステム
導入後の
成果・効果
工数1日未満で手軽に投票システムを準備、ユーザーや社内からも嬉しい反応。

インタビュー

INTERVIEW

家庭用ゲームやアーケードゲーム、アミューズメント施設、玩具、アニメーションに至るまで、 多種多様な“遊び”のコンテンツを提供するセガグループ。グループからは「ソニック」や「ぷよぷよ」、「UFOキャッチャー」や「プリント倶楽部」など、数々の名作を生み出してきました。また、最近ではeスポーツの分野でも注目されています。
セガホールディングスは、セガグループの経営管理及びそれに附帯する業務を担っており、グループの窓口として、「セガ製品情報サイト」の運営も行っています。そんな同社はサイト内でもっと様々な製品に興味を持ってもらい、定期的にサイトにアクセスしてほしいという思いから、ユーザー参加型の企画「ゆるセガ投票コーナー」を開始。アンケートシステムとしてSPIRAL® を導入しました。
今回は、社長室広報部Webデザイン課の牛尾行伸氏と三田典子氏の2人にSPIRAL® を選んだ理由や現在の利用状況をうかがいました。

社長室広報部Webデザイン課 牛尾行伸氏、三田典子
社長室広報部Webデザイン課 牛尾行伸氏、三田典子氏

様々なセガ製品に興味を持ってもらうことと、定期的にサイトに来訪してもらうことを目的に、「ゆるセガ投票コーナー」を考案。
“遊び心”を表現でき、 簡単に更新できるシステムを求めていた。

社長室広報部Webデザイン課の業務内容について教えてください。

セガ公式サイトなどのWebサイトでセガグループの各種情報を発信することが私たちの主な仕事です。
新製品のリリースやイベント開催の告知といった案件から採用情報まで、様々な情報を扱っています。

システムの導入を検討するまでの経緯を教えてください。

セガの何らかの情報を求めて「セガ製品情報サイト」を訪れるユーザーに、ちょっとだけ寄り道してもらい、今まで知らなかった製品にも興味を持って欲しいと思い、誰でも気軽に参加できる投票企画を行うことになりました。
アンケートシステムを使ってお客様からの票を集めようと、2017年の10月頃からシステムを探し始めていました。
3ヶ月ほどでSPIRAL® に決め、2018年の4月に1回目の「ゆるセガ投票コーナー」を行っています。

導入前までは御社にとってどのような課題があり、どのように解消したいと考えていたのでしょうか?

セガグループでは多種多様な事業や製品を展開しています。
ただお客様は1つのジャンルに興味があっても、他のジャンルのことはあまり知らないというのが現状です。
例えば日頃家庭用ゲームを楽しんでいる方でも、アーケードゲームのことは全く知らないということが意外とあります。
また「ゲーム会社」というイメージが先行して、ダーツやトイ・アニメを展開していることはあまり知られていません。
そのため、サイトに訪れる多くの方は「特定の情報に向かってまっしぐら」です。
こうした特定の“製品のファン”の方に、気軽に楽しめるコンテンツで、知らなかった製品情報に少しでも触れてもらいたいと考えました。
そしていずれは“セガのファン”になってもらいたいと考え、「ゆるセガ投票コーナー」というアイデアに至りました。
さらに内容をコンスタントに更新することにより、定期的にサイトに訪問してもらうためのツールとしても活用できるのではないかと考えました。
そこで、私たちがイメージする“遊び心”を表現しながら、簡単かつコンスタントに自分たちで更新できるアンケートシステムを求めていました。

セキュリティ・対応力・コスパの3点でSPIRAL® を選んだニーズに合わせて
カスタマイズを加えた、継続利用が可能なシステム

今回のシステムになぜSPIRAL® を選ばれたのでしょうか?

ポイントは3つあります。

1つ目はセキュリティ面。
弊社では新しいページを公開する際に必ず脆弱性診断を行なっていますが、SPIRAL® も同レベルの診断をクリアしていることがわかり、安心できました。

2つ目は柔軟な対応力と今後の流用性。
私たちのイメージする投票ページを実現するために、デフォルトのプログラムに修正を加えていただくなど、要望に対して柔軟に対応してもらえました。また、SPIRAL® は様々な機能を組み合わせて追加できるので、今後アンケート以外の用途でも流用できると期待しています。

3つ目はコストパフォーマンス。
先に挙げたセキュリティ面と対応力・流用性を満たしながら、当初の予算内で要望に応えていただきました。もし「1回限りの大投票企画」なら予算を投資してデザイン会社にゼロから作ってもらえばいいかもしれませんが、「ゆるセガ投票」は自社で細く長く継続することが重要だったため、そうした私たちの構想にはSPIRAL® がベストでした。

今回アンケートシステムの構築でこだわった点はどんなところでしょうか?

まず、ユーザーが投票した後、現状の結果がグラフで動きとともに表示されるようにしたのがこだわりのポイントです。ユーザーが「投票に参加している」という高揚感を楽しめるように、プログラムをカスタマイズしてもらいました。

それから、継続的に投票の企画を行う際のメンテナンスのしやすさを考えて、奇数回と偶数回で分けてフォームを2つ用意してもらったのもこだわりのひとつです。これにより、裏で次回のフォームを準備しておけば、簡単に切り替えることが可能となりました。

また、今後自社で運用していくことを考えて、プログラムに大きく手を加えなくても、数カ所文字列を修正するだけで流用できるようにしてもらいました。ユーザー投票というシンプルな使い方ですが、継続的に投票を実施していくという当社の運用に合わせて細かなところまで営業さんがこだわってくれました。

ゆるセガ投票コーナーURL
https://sega.jp/special/sega-vote/

工数1日未満で手軽に投票システムを準備
月間平均7000人が投票コーナーに訪問

SPIRAL® のアンケートシステムよって具体的に何がどのように実現したのでしょうか?

2018年の4月に1回目を行ってから今日(2019年2月現在)までで全11回のゆるセガ投票を実施しました。
最高で約12,000票もの投票があった回もあり、SNSの反響でも多くの方が楽しんでくれているという手応えを感じています。
新しい投票ページを立ち上げる時も工数としては、企画の調整や準備が整えば、作業としては丸一日もかからないのでとても手軽。
別の部署から「投票ページを使いたい」と声があがるなど、社内でも嬉しい反響がありました。

「定量的」ではなく「定性的」なユーザーの趣味趣向がわかる
“ゲームのファン”から“セガのファン”を醸成

今後、このシステムを通して実現したいことがあればお聞かせください。

これまでに11回アンケートを実施したところ、ゲームに関するテーマでは投票数が多く、カフェや施設に関する内容は投票数が少ないという結果でした。
ゲームに興味があるお客様が多い当サイトにおいて、最初は当然の結果だと感じています。

ただ、セガグループがゲーム以外の事業も行っていることを知ってもらうためのコンテンツでもありますので、今後も継続してセガってこんな事業をやっていたの!?って思われるような製品・サービスを積極的に取り扱っていきたいと考えています。時間はかかるかもしれませんが、特定の“ゲームのファン”から“セガのファン”を醸成するための企画として、「ゆるセガ投票コーナー」を今後ますます盛り上げていきたいです。

「ゆるセガ投票」ならぬ「ガチセガ投票」も実施? SPIRAL® で広がる未来像

アンケートシステムを使った新たな展開や今後の計画などがあればお聞かせください。

現在は「ゆるセガ投票」として実施していますが、今後はユーザーの声で会社や製品の方向性を決定するような企画があってもいいかなと思っています(笑)。
その場合、結果は後日発表にしたいので、投票状況はすぐに表示させない方がいいかなとか……その時はまたパイプドビッツさんに相談します。
他にも、例えばプレゼントキャンペーンでユーザーの個人情報を集める時のフォームとしても使えるでしょうし、SPIRAL® でできることは他にもまだまだありそうです。

本日は、ありがとうございました。

(2019年04月05日掲載)
※企業情報・肩書などを含め、本事例ページに記載された内容は取材当時のものです。

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