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ARTICLEドラッグ&ドロップでフォームが作れるWordPressプラグイン「Ninja Forms」とは?
WordPressでお問い合わせフォームの設置を考えている方は、「Ninja Forms」というプラグインがおすすめです!この記事では、Ninja Formsでできることや、導入方法から、カスタマイズ方法、メリット・デメリットを解説します。
目次
WordPressプラグイン「Ninja Forms」とは?
「Ninja Forms(ニンジャフォームズ)」は、お問合せフォームを作れるWordPressのプラグインです。
WordPressでお問い合わせフォームを作成するといえば「Contact Form 7」や「MW WP Form」が有名ですが、Ninja Formsはそれらに匹敵する高機能な問い合わせフォーム作成用のプラグインです。
難しいコードの使用や設定をすることなく、高いデザイン性のお問合わせフォームを作成できることが魅力で、「必要最低限のお問い合わせフォームをかんたんに作成したい」ニーズを持った初心者におすすめのプラグインです。
「Ninja Forms」のお問い合わせフォームでできること
「Ninja Forms」のお問い合わせフォームプラグインでは、以下の機能が利用できます。
お問い合わせフォームをドラッグ&ドロップで作成できる
Ninja Formsであれば、ドラッグ&ドロップで直感的にお問い合わせフォームを作成・編集できます。
特にWeb制作初心者には、コーディングをほとんどしなくても設定ができるのでおすすめです。
基本機能は無料で使える
Ninja Formsの基本的なメールフォーム機能は無料で利用ができます。
アドオン機能やマルチサイト対応など高度な機能は有料版で利用が可能です。
有料版やアドオンについては後ほど紹介します。
見本を利用できる
Ninja Formsにはお問い合わせフォームの見本があらかじめ用意されているため、1からすべてを作成しなくてもお問い合わせフォームを作れます。
デザインも参考にできるため、経験が少なくても高デザインなフォームの作成が可能です。
送信履歴が自動保存される
Ninja Formsで作成したフォームでは、送信履歴の確認ができます。
送信履歴はプラグイン側で保存され、CSV出力もできるため便利です。
管理画面が日本語にも対応
Ninja Formsは海外で開発されたプラグインですが、管理画面は日本語にも対応しています。
英語が苦手な方も日本語で設定できるため、利用のハードルがより低くなりますね。
「Ninja Forms」のメリット
次に、Ninja Formsを利用するメリットをご紹介します。
ほぼno codeでお問い合わせフォームが作成できる
Ninja Formsでは、直感的にドラッグ&ドロップでお問い合わせフォームが作成できます。
そのため、htmlやCSSといったコーディングの知識がない方でもフォームが準備できます。
WordPressのお問い合わせフォーム作成プラグインとして利用されるContact Form 7やMW WP Formでは、コーディングをすることでより複雑なフォームの作成ができる点で上級者にとって使いやすいですが、Ninja Formsは最低限のフォームを準備したい初心者に優しいプラグインと言えるでしょう。
CSSを使わなくてもデザインがよい
Ninja Formsには、編集ができるメールフォームの見本が準備されています。
そのため、CSSを使ってデザインを編集することなく、高デザインのフォームができるのもNinja Formsの特徴です。
そのままでも使えるデザインとなっているため、デザインの大幅な編集をすることなくフォームを自社のサイトに設置も可能です。
Webページを自社で構築し、お問い合わせフォームも自作する際にはデザイン分の工数を減らす手助けにもなるでしょう。
注意点として、見本は英語で作成されているため日本語に変更して使用しましょう。
「Ninja Forms」のデメリット
Ninja Formsは初心者にも使いやすいプラグインですが、気にかけておきたい注意点(デメリット)もあります。
旧バージョンで脆弱性が見つかっている
Ninja Formsの旧バージョンで、深刻な脆弱性が発見されたことがあります。
脆弱性の情報は2022年6月16日(米国時間)に発表され、深刻度が緊急(Critical)で、ただちにプラグインのアップデートが必要とされていました。
発表時点で、すでに脆弱性を利用された攻撃もあり、人気のプラグインのため影響範囲が大きい出来事となりました。
記事執筆時点(2022年10月)で脆弱性は修正されていますが、Ninja Formsの利用を開始する際にはバージョンが最新になっているか確認するようにしましょう。
参考記事:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2206/17/news164.html
「Ninja Forms」の導入方法
ここまで、Ninja Formsのメリットやデメリット、Ninja Formsで出来ることを記載しました。
次に、Ninja Formsの導入手順をご紹介します。
Ninja Formsのインストール
まずは、Ninja Formsのプラグインをインストールしましょう。
WordPressのプラグイン管理画面から検索してインストールできます。
または、「wordpress.org」からダウンロード後に、アップロードして利用もできます。
フォームの作成
インストールができたら、Ninja Formsプラグインの管理画面からフォームを作成します。
管理画面は、WordPress管理画面中にあるメニューに表示されます。
「新規作成」をクリックすると、新しいフォームの作成ができます。
「空のフォーム」を選択すると、新しいフォームを作れます。
必要なパーツをドラッグ&ドロップし、フォームに加えていきます。
ラベルを変更する
パーツのラベルも自由に変更できます。
パーツ右上の歯車マークをクリックし、ラベル名を変更しましょう。
管理者へのメールを作成する
管理者へ問い合わせがあったことを伝えるメールも設定できます。
「メールとアクション」から「管理者のメールアドレス」をクリックし、フォーマットに記入していきます。
この際、宛先はデフォルトのままでOKです。返信先は空欄にしておきましょう。
フォームのタイトルを入力
フォームのタイトルも設定できます。
「高度な設定」から「設定を表示」をクリックし、「フォーム名」の箇所に入力しましょう。
フォームの公開をする
設定が終了したら、「公開」を押すとフォームが公開されます。
問い合わせページの作成
よりかんたんにお問い合わせページを作成することも可能です。
ダッシュボードに表示されている「Contact Me」を押すと、すでに作成されている見本のお問い合わせページが開きます。
この見本を編集することもできます。
また、「新規作成」>「お問い合わせ」を選択すると、「Contact Me」の見本ページが開きます。
有償版とアドオン
記事の最後に、Ninja Formsで利用できる4つの有償プランと、アドオンをご紹介します。
4つの有償プラン
Ninja Formsには2022年10月23日時点で4つの有償プランがあります。
プランに応じてアドオンが使えたり、マルチサイトへの対応、プレミアムサポートが受けられるなどの特典があります。
基本的なフォームの作成は無料版でもできますが、アドオンの利用やマルチサイトへの対応を検討する際には、有償版への加入も選択できます。
アドオン
Ninja Formsにはベースのプラグインと合わせて利用できる機能を提供するアドオンがあります。
アドオンの例⇓
- File Uploads(ファイルのアップロードができるようになる)
- Conditional Logic(ユーザーの選択に応じて項目が変わる)
- Layout & Styles(フォーム内項目のサイズやレイアウトをドラッグ&ドロップで変更できる)
- Multi Step Forms(フォームを複数ページにし、多くの項目を挿入できる)
Ninja Formsには他にもアドオンがあります。
有償版や、アドオンの情報はNinja FormsのWebサイトで確認できます(英語サイト)。
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まとめ
Ninja Formsは、コーディングなしでも編集ができ、見本のフォームも用意されているためWeb制作の初心者でもお問合せフォームが作成できるのが魅力のWordPressプラグインです。
旧バージョンで脆弱性が発見されたため、バージョンを最新にする注意が必要ですが、直感的に編集でき、デザイン性の高いフォームがかんたんに作れるといったメリットがあります。
有償版やアドオン機能も提供されており、柔軟性の高い使い方もできます。自社サイトのお問い合わせフォーム作成を検討される際には、ぜひご活用ください。