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マッチングサイトをWordPressで作成する3つの方法

掲載日:2022年5月12日更新日:2024年10月1日

WordPressでマッチングサイトを作成したいけど、その作成方法がわからない方もいるのではないでしょうか。 そのような方に向けて、マッチングサイトの必須機能、収益化の4つのビジネスモデル、WordPressでマッチングサイトを作成する3つの方法、マッチングサイトを作成する際の3つのポイントについて紹介します。

マッチングサイトとは?その3つの種類について

マッチングサイトとは?その3つの種類について

マッチングサイトとは、Webサイト内でユーザー同士の需要と供給を結びつけるためのサイトのことをいいます。
しかしマッチングサイトといってもその種類は1つではありません。以下にマッチングサイトの種類をまとめました。

■消費者同士のマッチングサイト(CtoC)

CtoCのマッチングサイトは、サイト運営者との取引ではなく、サイト内の消費者同士で取引が成立するマッチングサイトのことです。消費者同士の場合、取引単価は比較的小さいため、手数料も比例して低くなりがちです。

CtoCのマッチングサイトを構築する場合は、母数のユーザーを多く見込めるような場合などがよいでしょう。以下にCtoCのマッチングサイトの例を挙げます。

例)
・メルカリ
・チケット流通センター

■企業と消費者のマッチングサイト(BtoC)

BtoCのマッチングサイトは、企業と消費者を結びつけるマッチングサイトのことを指します。その特徴は、商品やサービスを提供する企業側がプラットフォーム利用料金を支払い、消費者は無料で利用できることがほとんどです。成約や実績に応じて支払う手数料で収益を上げるビジネスモデルが一般的です。以下にBtoCのマッチングサイトの例を挙げます。

例)
・ZOZOTOWN
・楽天市場

■企業間のマッチングサイト(BtoB)

BtoBのマッチングサイトは、企業と企業を結びつけるマッチングサイトのことを指します。その特徴は、取引が高額かつ継続的なものになることが予想されるため運営者の収益が安定しやすい傾向にあります。以下にBtoBのマッチングサイトの例を挙げます。

例)
・earth key(アースキー)
・Boxil(ボクシル)

マッチングサイトの現状と将来の展望

マッチングサイトは、CtoC、BtoC、BtoBなど様々な形式で急速に成長を続けています。

利用者のニーズに応える多機能なプラットフォームが増加し、AI技術の活用などさらなる進化が期待されています。今後は、より高度なマッチング精度やUXの向上が求められ、競争が激化するでしょう。

そこで、ここではそんなマッチングサイトの現状と展望について解説します。

マッチングサイト市場の成長トレンド

マッチングサイト市場はデジタル化の進展により急速に拡大しており、国内ビジネスマッチング市場は2020年度の126億円から2027年度には555億円へと4.4倍の成長が予測されています。

特に金融系での成長が顕著です。パンデミックでオンライン化が進み、アフターコロナでもリモートワークの定着や企業のデジタルトランスフォーメーション推進が成長を後押しして

います。

このような背景から競争が激化する中、差別化が今後の課題となっていくことが考えられます。

今後考えられるマッチングサイトの使い方

近年では、地域や企業が外部の技術やノウハウを取り入れ、企業の課題解決や新規事業育成を推進する動きが活発化しています。

マッチングサイトは、スタートアップと既存企業を効率的に結びつける役割を担うなど、新技術の導入や地域経済の活性化に貢献するケースもあります。

一例として、製造業では電気自動車(EV)シフトなどの外部環境の変化に対応するため、新興企業の革新的なアイデアを求めるニーズが高まっています。

こうした背景から、マッチングサイトを使い、新規事業に必要なノウハウを得るなどの使い方が増えていくことが考えられます。

法律や規制の変化が与える影響

マッチングサイト業界では現在、職業安定法や個人情報保護法の強化といった関連法規の改正に伴い適切な法的対応が求められています。

特に人材マッチングサービスでは、求人情報の正確性や個人情報管理が厳格に定められています。

将来的には、さらに規制が強化され、より高い透明性やコンプライアンスが重要視されることが予想されます。こうした法的基盤に対応できる事業者が信頼を得ることができ、優位性を持つことができるでしょう。

マッチングサイトに必要な5つの必須機能

マッチングサイトに必要な5つの必須機能

マッチングサイトを構築する上で、Webサイトに必須の5つの機能を以下にまとめました。

1.新規会員登録機能

1つ目に必須なのは、会員登録機能になります。ここでは、新規ユーザーが登録する際の必須入力項目をあらかじめ決めておきましょう。どのようなビジネスでも必要不可欠な項目は、「名前」、「メールアドレス」、「住所」、「電話番号」などになります。

しかし最初に登録する項目が多すぎると、サイトの離脱率を上げる原因となってしまうため気を付けましょう。これを避けるために、ソーシャルログインボタンを配置するという方法もあります。

ソーシャルボタンとは、GoogleやFacebookなどのアカウントから登録情報を紐づけるボタンのことです。これを配置することによりユーザーの負担を減らしながら、しっかりとユーザー情報を登録することができます。

2.ログイン・情報分析機能

ログイン機能に付随して、ユーザーそれぞれの情報を読み込ませる機能になります。ユーザーは1人1人求めている情報に違いがあるため、ログイン後にそのユーザーに適した情報を表示することによりマッチングの可能性があがることが期待できます。

例えば、Amazonでは、ユーザーが過去に購入した商品から、そのユーザーが興味を持つとプログラムされたおすすめ商品が表示される仕様になっています。この機能は、Amazonに限らず、求人サイトやクラウドワークスなどのサイトにも同じ機能が導入されていることがわかると思います。

3.コンテンツ検索・応募機能

マッチングサイトには、ユーザー必要としている情報を検索して絞り込む機能が非常に重要であり、集客の要となっています。検索媒体によっては、細かい検索機能をカスタマイズする必要があったり、情報の掲載者がオプション料金を支払うことによって自分の情報を上位表示するなどの仕組みを持たせることにより、マッチングサイト収益化に幅を待たせることができます。

また検索した結果、ユーザーが興味を持った情報に対して、問い合わせをする応募機能も併せて必要になってきます。
応募機能にも2通りあり、ユーザーから一方的な問い合わせ機能と双方がやり取りできるチャットパターンとあるため用途に合わせた応募機能を設置するとよいでしょう。

4.登録情報編集機能(マイページ)

マイページでは、必要な項目を以下にまとめました。

  • ユーザーの登録情報の編集機能
  • 他のユーザーとのメッセージのやりとり
  • サービスの利用履歴

などの機能が必要になってきます。

5.運営者の管理機能

管理機能には、登録ユーザー数の確認、ユーザーへの一斉メールの配信などの機能が必要になってきます。

またこの後に紹介する成果報酬型のマッチングサイトでは、ユーザー間での取引が成立したときに手数料が発生するため、ユーザー間がマッチングサイトを挟まないで直接取引をしてしまうと収益につながりません。

このようにユーザーがマッチングサイトの利用規約に反していないかなど監視する機能なども必要になります。

マッチングサイトの収益化の4つのビジネスモデル

マッチングサイトの収益化の4つのビジネスモデル

マッチングサイトにはその種類と同様に、収益化の手段も1つではありません。
以下にマッチングサイトの収益化の4つのビジネスモデルについてまとめました。

1.月額課金型・サブスクリプション(マッチングアプリ、Amazonプライム等)

月額課金型・サブスクリプションは、登録ユーザーが月額料金を払っている間はそのマッチングサイトの機能を利用できるビジネスモデルです。
月額課金型・サブスクリプションのメリット、デメリットは以下のとおりです。

月額課金型・サブスクリプションのメリット

  • 安定した収益が望める

月額課金型・サブスクリプションのデメリット

  • 収益単価が低い
  • 退会されないように、常にコンテンツの充実化を図らなければならない

月額課金型・サブスクリプションのマッチングサイトは月額料金が比較的低めの傾向にあるため、一度会員登録してもらえば、継続して会員としてサービスを利用してくれる可能性が高まります。
そのため、「登録月は無料」などと初回登録の敷居を下げて入会してもらうなどの戦略をとっている企業も多いです。

2.成果報酬型(転職サイト、クラウドソーシング等)

成果報酬型のマッチングサイトは、ユーザー間での取引が成立した際に手数料を徴収するといったビジネスモデルです。
成果報酬型のメリット、デメリットは以下のとおりです。

成果報酬型のメリット

  • マッチングサイトを立ち上げるまでに時間と費用が比較的かからない
  • ニーズが絶えない市場では、安定した収益が望める

成果報酬型のデメリット

  • ユーザー間での取引が小さいと、仲介手数料(収益)も付随して小さくなってしまう。

成果報酬型のマッチングサイトは、運営者がユーザーに直接的なサービスを提供するわけではないため他のマッチングサイトと比べると立ち上げまでのコストが低くなる傾向があります。
その一方で、ユーザー同士がマッチングできる検索システムや、チャットシステムなどマッチングサイトの使いやすさが重要であるといえます。

3.反響課金型(弁護士ドットコム、ホームページ制作.jp等)

反響課金型のマッチングサイトは、ユーザーからの問い合わせを受け、取引の成立した際に手数料が発生するビジネスモデルです。
反響課金型のマッチングサイトのメリット、デメリットは以下のとおりです。

反響課金型のメリット

  • 高単価のサービスを扱うことで手数料も比例して大きくできる
  • マッチングサイト運営のコストが低い

反響課金型のデメリット

  • 契約が成立しないと、収益化できない。
  • マッチングサイト自体のSEO効果が低いため、ユーザーに認知してもらうために別途コストがかかる

反響課金型のマッチングサイトは、高単価なサービスを扱うことで、その分の手数料としての収益も大きくなりますが、その一方でユーザーのニーズにマッチしなければ収益化できないのは当然のこと、マッチングサイト自体を認知してもらうためにリスティング広告による集客が重要になってくるでしょう。

4.広告収入型(価格ドットコム、その他情報系サイト)

広告収入型のマッチングサイトは、ユーザーが知りたい情報を網羅的に掲載することにより、アフェリエイトと広告で収益化するビジネスモデルです。
広告収入型のマッチングサイトのメリット、デメリットは以下のとおりです。

広告収入型のメリット

  • マッチングサイトの立ち上げまでにほとんどコストがかからない

広告収入型のデメリット

  • SEOを意識した質の高い記事を大量に作成する必要がある
  • 収益化までの道のりが長い

広告収入型のマッチングサイトは、その立ち上げ自体にほとんど費用がかからないため、個人でも気軽に行えることができる一方で、収益化するためには、SEO対策の知識とコンテンツの量で勝負をしないといけません。

また単価が高いジャンルなどは、大手企業が参入し、記事を作成しているため参入障壁が高かったり、アクセスでの広告収入もGoogleアドセンスの審査をとおる必要があったりと比較的収益化まで時間がかかるでしょう。

マッチングサイトを作成する3つの方法とその費用

マッチングサイトを作成する3つの方法とその費用

マッチングサイトを作成するための方法とそれぞれの費用について以下にまとめました。

1.ホームページ制作会社に依頼する

マッチングサイトを作成するために、ホームページ制作会社に依頼するという方法があります。以下にホームページ制作会社に依頼するメリット、デメリットについてまとめます。

ホームページ制作会社に依頼するメリット

  • 手間がかからない
  • 複雑な機能でも実装できる
  • デザインも自由に決められる

ホームページ制作会社に依頼するデメリット

  • 費用が高額になる
  • 変更を加える度に別途費用がかかる

ホームページ制作会社に依頼すれば、手間いらずで高機能を兼ね備えたマッチングサイトが作れる一方で、その制作費用は高額です。作成したいマッチングサイトの機能や構造にもよりますが高機能なシステムを導入するためには費用も比例して高額になることが予想されます。ホームページ制作会社に依頼する場合は少なく見積もっても100万円以上はかかると思っておいた方がよいでしょう。

高額な費用がかかる外注ですが、プラットフォームの使いやすさが重要であるビジネスモデルのマッチングサイトで場合は初期費用がかかってもしっかりとした機能を兼ね備えたマッチングサイトを作成したいところです。

2.WordPressのテーマを購入する

マッチングサイトを構築するためにWordPressのテーマを購入するという方法もあります。そもそもWordPressのテーマとは、Webサイト全体の仕組みのことで、構成、機能、デザインがセットになっているものです。

このテーマは、個人でカスタマイズすることができますし、インターネット上には無料でダウンロードできるものから有料で販売されているものまで様々あります。
以下にWordPressのテーマを購入するメリット、デメリットについてまとめます。

WordPressのテーマを購入するメリット

  • ホームページ制作会社に依頼するよりかなり安い
  • かんたん手軽に導入できる

WordPressのテーマを購入するデメリット

  • 必要な機能が備わっていない場合もある
  • 細かい機能の実装は自分で行う必要がある

WordPressのマッチングサイトのテーマは、ホームページ制作会社に依頼するよりもかなり安く済みます。一方で、作成しようとしているマッチングサイトに必要な機能が備わっていない場合もあります。その場合は自分でカスタムする必要があります。

WordPressのテーマを購入する場合は、自分でマッチングサイトを作成するため知識がなく、かつ作成しようとしているマッチングサイトに必要な機能がそのテーマに備わっていれば購入を検討してもよいでしょう。

「ワードプレスマッチングサイト」でテーマ購入する方法も

https://wordpress-matching.site/から引用

ここではテーマを購入するに際して、「ワードプレスマッチングサイト」というWebサイトについて紹介していきます。

「ワードプレスマッチングサイト」は49,800円からマッチングサイトのテーマを購入することができます。ホームページ制作会社に依頼した場合は少なく見積もっても100万円以上はかかるので、比較するとかなり安いといえるでしょう。

またオプションで決済機能、ソーシャルログイン有りの場合は58,000円となっているようです。プラグインの導入について知識がある方はテーマだけ購入して、決済機能やソーシャルログインなどは後付けしてもいいかもしれません。

3.WordPressのプラグインを使用する

マッチングサイトはWordPressのプラグインを使ってかんたんに作ることができます。以下にWordPressのプラグインを使用するメリット、デメリットについてまとめます。

WordPressのプラグインを使用するメリット

  • 無料でかんたんに作れる
  • 有料版を購入すれば、充実した機能を導入できる

WordPressのプラグインを使用するデメリット

  • 高機能なシステムは有料版のものを購入する必要がある
  • WordPressとプラグインのカスタムの仕方を学ぶ必要がある

WordPressのプラグインを使用することで、無料でマッチングサイトを構築できます。またWordPressはブログ機能があるため、SEO記事を投稿することにより、集客をすることができるのも大きなメリットです。

その反面、多くの機能が必要となるマッチングサイトを作る場合は、有料版のプラグインを購入しなくてはならないことと、そのプラグイン使い方は最低限学ぶ必要があります。

マッチングサイトの制作を外注する際に気を付けること

マッチングサイトの制作を外注する際に気を付けること

マッチングサイトをホームページ制作会社に依頼する場合の注意点を以下にまとめました。

1.マッチングサイトの提案依頼書を提出する

マッチングサイトの制作を依頼する場合、依頼先の業者には提案依頼書を提出するようにしましょう。なぜなら提案依頼書を提出することにより、依頼者側も作成して欲しい機能や、システムについて細かく話し合うことができ、業者側も作成物のイメージがつきやすくなることで完成後に「イメージと違った」なんてことが起こりにくくなるでしょう。

また、業者側のミスで作成されていない機能があった場合なども、提案依頼書にしっかりと記載されていれば、指摘することができるでしょう。

2.マッチングサイトの料金相場を把握しておく

ホームページ制作会社に依頼するといってもその料金は業者によって異なります。なぜなら業者ごとにかけている広告費や人件費などが違うため、そこから算出される制作費もおのずと変わってくるからです。

そのため何社かに見積もりを出してもらい、相場を知った上で依頼することをおすすめします。

3.リリース後の計画までを検討する

マッチングサイトは作成して終わりではありません。リリースした後、どのようにユーザーを集客して利用してもらうかが重要です。

そのためにはSEO対策が必要になるのか、それともリスティング広告を使えば、その後の充分な集客につながるのかをあらかじめ検討しておく必要があるでしょう。

マッチングサイトを作成できるおすすめプラグイン3選

プラグインをご検討される際は、プラグインに脆弱性がないかをご確認ください。脆弱性の調査方法「WPScan」 https://wpscan.com/ (虫めがねマークをクリックしプラグインを検索してください。)
マッチングサイトを作成できるおすすめプラグイン3選

以下にWordPressでマッチングサイトを作成する際におすすめのプラグインを3つ紹介していきます。

■Ultimate Member

https://ultimatemember.com/から引用

Ultimate Memberでは無料でかんたんにマッチングサイトに必要な機能を導入することができます。
またダウンロード数も20,000以上で評価も4.5と非常に人気のあるプラグインです。以下にその機能の一部をまとめました。

  • かんたんに会員フォーム等を編集できる
  • ソーシャルアカウントでのログインができる
  • 会員登録するまでのコンテンツ制限を細かく設定できる
  • 様々な決済機能を導入できる(PayPal、Stripe、net)
  • 掲示板を設定できる(有料版)
  • ユーザー同士のフォロー機能(有料版)
  • 決済機能の導入(有料版)

このようにマッチングサイトで必要になる機能をかなり細かく設定することができます。しかし拡張機能に関しては有料版を購入する必要があります。価格は年間249ドルからとなっています。

Ultimate Memberの使い方や機能などをもう少し詳しく紹介した記事は、以下のリンクよりご覧になれます。ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

関連記事:「Ultimate Memberとは?使い方と主な機能を解説

■WP Members

https://ja.wordpress.org/plugins/wp-members/から引用

WP Membersは無料でかんたんにマッチングサイトに必要な機能を導入することができます。基本的な機能は上記で紹介したUltimate Memberと同様ですが、会員の種類を分けることができないなどのデメリットもあります。

有料版の使用料は59ドルからとなっており、Ultimate Memberより安くなっています。またダウンロード数も80,000以上となっており、評価も4.5と人気が高いため、わからないことがあっても調べることにより、情報がすぐにでてくることもメリットの1つです。

シンプルに会員と非会員を分けるだけの機能で問題ない場合はWP Membersを利用するといいでしょう。

WP Membersの導入方法や機能などをもう少し詳しく紹介した記事は、以下のリンクよりご覧になれます。ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

関連記事:「WP-Membersとは?導入する必要性やカスタマイズ方法を解説

■Simple Membership

https://simple-membership-plugin.com/から引用

Simple Membershipは完全に無料でマッチングサイトに必要な機能を導入することができるプラグインです。また日本語にも対応していうため使いやすいのも特徴です。以下にSimple Membershipのメリットをまとめました。

  • 完全無料のためランニングコストがかからない
  • PayPal、Braintree、Stripeの決済機能が使える
  • コンテンツの制限をすることができる
  • 会員メンバーの管理をすることができる
  • APIを利用して、フィルターフック、アクションフックを設定することができる

このようにSimple Membershipは他のプラグインでは有料だった機能も完全無料で使うことができますが、その一方で会員登録フォームの項目を変更することができなかったりなど、有料プラグインにしかないサポートや機能などもあるため、自分が作成するマッチングサイトに必要が機能がサポートされていることを確認した方がよいでしょう。

Simple Membershipの使い方や機能などをもう少し詳しく紹介した記事は、以下のリンクよりご覧になれます。ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

関連記事:「Simple Membershipの使い方|メリット・デメリットも併せて紹介

マッチングサイトを作る際の5つのポイント

マッチングサイトを作る際の3つのポイント

いざマッチングサイトを作っても、ユーザーが集まらずに収益化できなければ意味がありません。以下にマッチングサイトを作るにあっての注意点を3つ解説します。

1.WinWinの関係を見つけ出す

まずは、その市場にどれだけのニーズがあるのかを調べましょう。そしてそのニーズ(需要)を満たせるだけの供給があることが前提で、その両者がどのくらいの規模になるかがマッチングサイトの収益化の鍵となってきます。

例えばクラウドソーシングのように、仕事が忙しくて自分でできない仕事がある人が、時間はあって仕事がしたい人に仕事を依頼することでWinWinの関係が成り立ちます。
このような、市場を見つけ出すことができればマッチングサイトへの集客につなげることができるでしょう。

2.他社との差別化をする

1から新規市場を見つけ出すことは容易なことではありません。すでにあるサービスなどを参考にしながら、まだ参入余地がある市場を探し出す方が難易度は低いでしょう。

しかしその場合、すでにある市場に参入するため、他社との差別化ができなければ、そのマッチングサイトが利用されることはないかもしれません。そのためには既存のマッチングサイトにはない自社の強みを明確にしておく必要があるでしょう。

3.マッチングサイト利用上のメリットをもうける

マッチングサイトは需要と供給を結びつけることによりその手数料を利益にするビジネスモデルです。つまり両者にとって本来マッチングサイトを仲介せずに直接取引できた方が、手数料を払わずに済むわけです。

したがって直接取引を禁止するようなシステムにしたり、マッチングサイトを仲介することによるメリットを別途もうけることにより、収益を安定化することが期待できます。

4.常にユーザーが利用しやすいUI・UXを意識する

マッチングサイトではユーザーの検索行動が盛んに行われます。そのため、ユーザーにとって利用しづらいサイトとならないよう、UI・UXを実際のユーザーの視点に立って検討していくことが重要です。

目的の情報にスムーズに辿り着けるよう、サイト全体のデザイン、他ページへの回遊導線設計などをよりよいものにすることを心がけましょう。

5.セキュリティ対策を万全にする

最後に挙げるポイントは、サイトのセキュリティ対策を万全にすることです。

サイト規模の大きさにもよりますが、マッチングサイトではユーザーの膨大な個人情報を扱うことが予想されます。仮に個人情報を漏洩させてしまった場合、信用を損なうことでサイトの運営が難しくなるだけでなく、場合によっては損害賠償の責任を問われる可能性もあります。

そのため、個人情報を安全に保護できるよう、サイトのセキュリティ対策は万全に行うようにしましょう。

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まとめ

ここまでマッチングサイトの作り方を解説してきましたが、作りたいマッチングサイトの機能、WordPressやプログラミングの知識があるかないかで、最適な作成方法を選択する必要があるといえるでしょう。プラットフォームに高機能なシステムが必要ない人であればWordPressでの作成に挑戦してもよいですし、複雑な検索機能が要であるマッチングサイトの場合はホームページ制作会社に外注した方がよいかもしれません。