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ARTICLE登録フォームとは?設置方法やおすすめの作成ツールなどを解説
登録フォームを設置することで、さまざまなメリットがあります。また、登録フォームは作成ツールによって簡単に作成が可能です。おすすめの登録フォーム作成ツールや選び方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
登録フォームとは
登録フォームとは、イベントやセミナーの申込や、会員の登録を受け付けるためのツールのことです。
登録フォームの構造は、「入力画面」「確認画面」「送信完了画面」の順番となっています。
入力画面では、氏名やメールアドレスなどのユーザーの情報を入力してもらいますが、質問項目はなるべくシンプルなものが好ましいです。
確認画面は、誤った情報の入力を防ぐ目的で設置されています。
送信画面は、無事に情報送信できたことをユーザーに確認してもらうためのものです。
登録フォームを設置するメリット
登録フォームを作成するメリットは、次の2つです。
- 毎日24時間いつでも受付ができる
- 登録受付から登録者管理、返信を自動化できる
では、それぞれについて解説します。
毎日24時間いつでも受付ができる
登録フォームを使うことで、ユーザーは毎日24時間、場所を問わず登録できるようになります。
そのため、早朝の通勤時間や深夜の帰宅時など、電話予約が受けられない時間帯でも対応可能です。
登録受付から登録者管理、返信を自動化できる
登録受付から登録者管理、返信を自動化することで、ユーザービリティが高まります。
なぜなら、通常のメールや電話での申込の場合、担当者がいないときは対応が遅れてしまうためです。
その点、自動化をすることで瞬時に対応でき、ユーザーを安心させられます。
また、登録者管理まで自動でできると、業務効率が上がります。
通常のメールや電話からの申込の場合は、ユーザーの情報をExcelやスプレッドシートなどに手動で入力しなければなりませんが、登録フォームを活用すれば自動で一元管理が可能です。
登録フォームの作成方法
登録フォームの作成方法は、次の3つです。
- コーディングで作成する
- WordPressのプラグインを利用する
- 登録フォーム作成ツールを利用する
特におすすめなのが、登録フォーム作成ツールを利用する方法です。
では、それぞれについて解説します。
コーディングで作成する
登録フォームを作成する方法の1つ目は、HTMLやCSS、PHPなどのコードを使って作成する方法です。
それぞれの言語には、下記の役割があります。
- HTML:表示されるテキストや入力欄などのフォームの骨組みを作る
- CSS:テキストの色や大きさなどのフォームのデザインを整える
- PHP:フォームの回答後に「送信しました」などの返信機能を実装する
コーディングで登録フォームを作る場合は、Web上にコピペで使用できるテンプレートがあるため、そちらを利用すると簡単です。
コーディングのメリットは、自由にカスタマイズできることや、必要な機能を無料で実現できること。
その一方で、コーディングスキルの習得に時間がかかることや、不具合が起きた時に対応できる人材が限られるというデメリットがあります。
WordPressのプラグインを利用する
登録フォームを作成する方法の2つ目は、WordPressのプラグインを利用する方法です。
プラグインとは、WordPressの機能を拡張するツールのこと。
WordPressにインストールすることで、オリジナルのサイトを作成できます。
プラグインには様々な種類があり、登録フォームを作成できるものもあります。
これらを利用することで、簡単に登録フォーム設置が可能です。
プラグインのメリットは、コーディングやデザインの知識が不要なことや、基本的に無料で使えること。
その一方で、WordPressにしか対応していないことや、プラグインの入れすぎによってサイトの状態が悪くなるというデメリットがあります。
登録フォーム作成ツールを利用する
登録フォームを作成する方法の3つ目は、登録フォーム作成ツールを利用することです。
登録フォーム作成ツールを使うことで、コーディングの知識やスキルがなくても簡単に登録フォームを作れます。
登録フォーム作成ツールは、無料で利用できるものも多くあるため、予算面においても安心です。
ただし、登録フォーム作成ツールによっては実現したい機能が実装出来ない可能性もあるため、どのようなことができるのかは事前に確認しましょう。
登録フォーム作成ツールを利用するメリット
登録フォーム作成ツールを利用するメリットは、次の3つです。
- 簡単にフォームを作成できる
- 業務効率化ができる
- テンプレートを使える
では、それぞれについて解説します。
簡単にフォーム作成できる
登録フォーム作成ツールを利用するメリットは、まず登録フォームを簡単に作成できることでしょう。
特別な知識が必要ないうえ、たった数分で登録フォームを作成できます。
業務効率化ができる
データ連携機能がある登録フォーム作成ツールの中にはデータ連携機能があるものがあり、このようなものを使えば、業務を大幅に効率化できます。
通常はユーザーの情報を手動でエクセルやスプレッドシートに入力しなければなりませんが、登録フォーム作成ツールのデータ連携機能によって、登録フォームで送信されたデータが自動的に他の管理ツールに取り込まれます。
テンプレートを使える
登録フォーム作成時には、入力項目を考えたり、配置を決めたりしなければなりません。
しかし、フォーム作成ツールにはあらかじめテンプレートが用意されています。
そのため、テンプレートから自分の作りたいフォームをカスタマイズでき、フォーム作成にかかる時間の削減が可能です。
登録フォーム作成ツールを選ぶポイント
登録フォーム作成ツールを選ぶポイントは、次の5つです。
- テンプレートの種類が多いか
- フォームのカスタマイズ性が高いか
- セキュリティ対策は万全か
- 操作はしやすいか
- ホームページに埋め込めるか
これらのポイントに多くあてはまる登録フォーム作成ツールほどおすすめです。
では、それぞれについて解説します。
テンプレートの種類が多いか
フォーム作成ツールには、先述のとおりテンプレートが用意されているものがあります。
テンプレートの種類が多ければ、さまざまな業種や用途に向けた登録フォームを作成できます。
登録フォーム作成ツールによってどのようなテンプレートがあるか異なるため、種類については事前に確認しましょう。
フォームのカスタマイズ性が高いか
多くの種類のテンプレートがある登録フォーム作成ツールでも、その内容を自分の好きなようにフォームのデザインやフォント、質問項目の順序などが変更できなければ不便です。
実際にその登録フォーム作成ツールでどのようなカスタマイズができるのかは、使ってみないとわからない部分もあるため、なるべく無料トライアルを活用しましょう。
セキュリティ対策は万全か
ユーザーの登録情報には、個人情報が多く含まれています。
そのため、セキュリティ対策がしっかりとおこわれているかどうかも重要なポイントです。
クラウド型のフォーム作成ツールの場合、外部のサーバーを利用しています。
したがって、サーバーの監視体制や、SSL/TLSによるデータの暗号化に対応しているかも必ず確認しておきましょう。
操作はしやすいか
操作のしやすさも、登録フォーム作成ツール選びにおいては大切なポイント。
なぜならいくら機能が優れていたしても、使い方が複雑だったり、操作の仕方がわからなかったりすれば、業務効率が落ちるためです。
そのため、登録フォーム作成ツールはなるべく操作がしやすく、使っていてストレスの少ないものを選びましょう。
また、ツールの連携のしやすさも重要です。
登録フォーム作成ツールは、フォームに送信されたデータを他のツールに出力し、業務を効率化します。
しかしツールの連携がしにくいと、この業務効率化がうまくいかず、登録フォーム作成ツールのメリットを活かせません。
したがって登録フォーム作成ツールを導入する前に、普段使っている他のツールと連携できるかどうか、連携しやすいかどうかも必ず確認しておきましょう。
ホームページに埋め込めるか
登録フォームを公開する方法には、ホームページに埋め込む方法と、登録フォームのURLをシェアする方法があります。
もしすでに運用しているホームページ内に登録フォームを設置したい場合には、埋め込み機能のある登録フォーム作成ツールを選ぶ必要があります。
おすすめの登録フォーム作成ツール
今回ご紹介するおすすめの登録フォーム作成ツールは、次の5つです。
- formrun(フォームラン)
- Tayori(タヨリ)
- formzu(フォームズ)
- Googleフォーム
- SECURE FORM(セキュアフォーム)
これらは異なる特徴を持っているため、希望や目的に合わせて選びましょう。
では、それぞれの特徴について解説します。
formrun(フォームラン)
formrun(フォームラン)は、テンプレートによって最短30秒で登録フォームを作成できます。
また、条件分岐設定により、登録者の回答によって設問項目を変えることも可能です。
さらにformrunは、登録フォームの回答を「カード」として管理できることが特徴で、「未対応」「対応中」「対応済み」など回答者ごとのステータスを整理できます。
そのうえ、管理画面からメールを送れるため、登録者と連絡を取る際のメーラーを開く手間が省けます。
CSV出力までできるため、登録情報を別の場所に保存したり、分析したい場合にも便利です。
Tayori(タヨリ)
Tayori(タヨリ)とは、は株式会社PR TIMESが提供している登録フォーム作成ツールのことです。
Tayoriは、メールフォームとFAQが連動できるため、作成したFAQを登録フォームと同時に表示できます。
あらかじめユーザーからの問い合わせが多い質問に対して回答を用意しておくことで、ユーザーの待ち時間を減らせるだけでなく、作成者が同じ質問に回答する手間の削減も可能です。
またTayoriには、イベント申込フォームや採用フォームなどのテンプレートも用意されています。
操作もパーツをクリックして追加するだけと簡単であるため、急いでフォームを作る必要があるときなどに利用するのもおすすめ。
さらにTayoriは、カスタマーサポート機能も充実しています。
登録フォームへの回答に管理画面からメールで返信したり、回答にフラグで重要度をつけて対応漏れを防止したり、回答を「未読」「未返信」「未完了」に分類したりできます。
formzu(フォームズ)
formzu(フォームズ)は、メールフォームを無料で作成できるフォーム作成ツールです。
CSVへの出力や自動返信、PayPal決済や統計機能など、メールフォームに必要な機能をすべて無料で使えます。
さらに有料プランにすることで、EFO(エントリーフォーム最適化)機能を利用できるほか、アフィリエイトサービスへの対応をおこなっているため、マーケティング用途にも使えるでしょう。
Googleフォーム
Googleフォームは、Googleが提供しているフォーム作成ツールです。
Googleアカウントを持っていれば使うことができ、全ての機能が無料で使えます。
機能としては、「イベント参加」や「申込」などのテンプレートが用意されており、容易にフォームの作成が可能です。
また、Googleスプレッドシートと連携ができるため、登録フォームの回答データをリアルタイムで蓄積できます。
ただし、ユーザーの個別対応には適していないため、ユーザー管理機能が欲しい方には物足りないかもしれません。
SECURE FORM(セキュアフォーム)
SECURE FORM(セキュアフォーム)は、4万人以上が登録しているフォーム作成ツールです。
SECURE FORMの最大の魅力は、ドラッグ&ドロップでわずか9秒ほどで簡単に登録フォームを作成できること。
また、自動返信メールやSSL暗号化などの機能を無料で使えます。
添付ファイルの送信や領収書の発行、回答データのCSVエクスポートは有料プランに加入しないと使えませんが、最上位プランでも月額1,800円であるため、コストはそれほど高くありません。
登録フォームに関係のある基礎用語
ここからは、登録フォームとあわせて知りたい基礎用語をご紹介します。
登録フォーム周りの業務を担当する場合は、ぜひ知っておきましょう。
フォーム離脱率
フォーム離脱率とは、登録フォームに訪れたものの、情報を入力せずにページから離脱したユーザーの割合のことです。
フォーム離脱率の平均は7割と言われているため、フォーム離脱率がそれよりも高い場合、入力フォームのデザイン・項目・UI・メッセージなどに改善の余地があると推測できます。
EFO(入力フォーム最適化)
EFOとは「Entry Form Optimization」の略で、ユーザーのフォーム離脱率を改善する目的で、入力フォームを最適化するという意味の言葉です。
EFOを実現するために考慮するポイントは、下記のとおりです。
- 入力項目は多すぎないか
- 入力時のストレスはないか
- 登録フォームはスマホ対応しているか
- エラー表示はわかりやすいか
- デザインはコーポレートイメージに合っているか
EFOを施すことで、ユーザーが入力しやすい登録フォームとなり、結果的に多くのリード情報を取得できます。
reCAPTCHA(リキャプチャ)
reCAPTCHA(リキャプチャ)とは、botからWebサイトを保護するためにGoogleが提供しているサービスのことです。
具体的には「私はロボットではありません」という文言の表示や、「道路標識の画像を選択してください」などの選択画面を表示させることで、ユーザーが人間であることを確かめます。
テキストボックス
テキストボックスとは、登録フォーム内に設置されるテキストを入力するためのボックスのことです。
テキストボックスには、名前やメールアドレスを入力するための「1行テキストボックス」と、自由記入欄など多くの文字入力を想定した「複数行テキストボックス」があります。
プルダウン
プルダウンとは、スクロールして選択肢を選べる形式のことです。
たとえば、お住まいの都道府県などは選択肢が多いため、登録フォームのスペースを圧迫してしまいます。
そのようなときはプルダウン形式の項目にすることで、登録フォームの見た目が整います。
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まとめ
登録フォームを作成したい場合は、登録フォーム作成ツールを使うことがおすすめです。
なぜなら、登録フォーム作成ツールを使うことで特別な知識がなくても簡単に登録フォームを作成できますし、その他の便利な機能もついているためです。
登録フォーム作成ツールにはさまざまなものがあるため、用途に合ったものを選んでみましょう。