セミナー・イベント管理の記事
ARTICLEセミナー申し込みフォームを紹介。作成方法や関連ツールも解説
セミナーを行う際に、欠かせない「セミナー申し込みフォーム」。新型コロナウイルスの影響でウェビナーやオンラインイベントの開催も増えており、セミナー申し込みフォームはますます必要とされています。 今回はセミナー申し込みツールの重要性や作り方について紹介していきます。
目次
セミナー申込みフォームの重要性
昨今オフラインでのセミナーに加えて、オンラインでのセミナーの開催も増えております。セミナー会場まで足を運ぶことなく、パソコンやスマートフォンの画面でセミナーを閲覧することができるため、気軽に参加することができるようになりました。
気軽に参加ができる分、多くの見込み顧客が集まりやすくなります。様々な参加者の情報を効率的に収集するためにも、今回解説する「セミナー申込みフォーム」は重要な要素になっています。
セミナー申し込みフォームでできること
ここからセミナー申込みフォームでできることについて解説していきます。
参加者情報の一元化
イベントを運営するにためには、参加者の氏名や連絡先など様々な情報を収集し管理する必要があります。イベント申し込みフォームでは、これらの情報を一度にまとめて扱うことができるため、必要なデータの検索性も向上させることができ非常に便利です。
業務効率化
あらかじめフォームを作成しておくことで関係者がリアルタイムに情報を得られることができ、社内での情報共有がスムーズに、そして進捗把握の時間を短縮させることができます。また、フォームにデータを集約させることで業務に不慣れな新人にも任せることができ、余った人材を活かして他の業務を効率的に遂行することが可能です。
アプローチ強化
イベントを運営するにためには、参加者の氏名や連絡先など様々な情報を収集し管理する必要があります。イベント申し込みフォームではこれらの情報を一度にまとめて扱うことができます。取得したメールアドレスへの一括送信やセグメントに分けてターゲットを絞り込んだアプローチも行えるため、より効果的にプロモーションを行うことも可能です。
セミナー申し込みフォームを作成する手段
セミナー申し込みフォームの作成方法には主に下記の3つがあります。
- HTMLやCSSなどのコードを使って自分で作成する
- WordPressのプラグインの機能を使う
- フォーム作成ツールを使用する
今回は、この3つの方法について紹介していきます。
(1)HTMLやCSS、PHPなどコードで作成する
HTMLやCSS、PHPといった言語を用いてエディタに直接コードを入力して作成する方法があります。
こちらはデザインをはじめ仕様まで好きなように作成ができる点が挙げられます。文字やボタンの大きさといった細かな点まで全て自社の思い通りに制作可能です。
一方、自作のためコードを書く技術が必要とされます。Web制作に関する知識・スキルを持った技術者が少ない企業ではあまりおすすめできません。
(2)WordPressのプラグインの機能を使う
2つ目は、WordPressのプラグイン機能を使う方法です。
WordPressに元々入っているプラグインの機能を用いることでかんたんにフォームを作成することが可能です。
たとえば、フォーム作成のプラグインとしては以下の2つが挙げられます。
プラグインの活用はコーディング比べかんたんに制作することが可能となります。
(3)フォーム作成ツールを利用する
最後に紹介する方法は、フォームの作成ツールを利用する方法です。こちらは、どの企業でも利用が可能となっています。
フォーム作成ツールとは、Webサイトに設置する入力フォームを作成できるツール・サービスの総称です。その多くが、フォーム作成のためのテンプレートが用意されているツールであり、より効率的にWebフォームを作成することができます。
無料プランと有料プランの違いとは
有料プランと無料プランの違いは、フォームの作成数や1フォームあたりに設置できる項目数だけではありません。
有料プランでは、より自分の好みにあったように、そしてよりデータの応用的な活用がしやすいように設計されている場合がほとんどです。今回は、多くのフォームツールで実装されている有料プランでのカスタマイズ性と他ツールとの連携について紹介します。
(1)カスタマイズ性
有料プランでは、より豊富なテンプレートからフォームを選択することが可能であったり、より自社の好きな項目の質問を選択できるなど、自社が好きなようにカスタマイズできる場合がほとんどです。
大規模イベントを開催したい場合など、自分でカスタマイズをしたい場合は有料プランを選択することをおすすめします。一方で、ほとんどテンプレートのままのシンプルなフォームの作成を行いたい場合は、無料プランを選択することをおすすめします。
(2)他ツールとの連携のしやすさ
有料プランの場合、フォームと他のツールの連携が可能になる場合もあります。
たとえば、Googleアナリティクスと連携してフォーム内でのユーザーアクションを解析したり、Salesforceに代表されるマーケティング支援ツールと連携して、顧客情報のデータベース化や見込み客の分析まで行ったりすることも可能になる場合があります。
取得したデータをより多くの範囲へ用いるなら、他ツールと柔軟に連携できる有料プランをおすすめします。
フォームへの入力を増やすコツ
(1)入力項目は最低限に
入力項目が長いだけで、途中で入力をする気力がなくなってしまいイベントの申し込みを諦めてしまうというケースもよくあります。多くのデータを得たい気持ちはありますが、ユーザー目線の視点に立ち、せっかくのイベントへの申し込みの機会チャンスを失わないような設計を心がけると集客もアップするでしょう。
(2)項目の「必須欄」と「任意欄」を明確に
どこの欄が必須の質問で、どこの欄が任意の質問かを一目でわかるようにすると良いでしょう。具体的には、必須の欄は赤い記入欄、任意の欄はグレーの記入欄など色別で分けることで視覚的に理解がしやすくなります。
(3)スマホ表示を見やすく
フォームの作成時はPCを使って作成する場合がほとんどですが、イベントの申し込みはスマホを利用して申し込むという人も多いのが現状です。スマホ表示でもデザインが崩れていないかレスポンシブをしっかり確認しましょう。
(4)完了までのステップを明確に
特に入力フォームが複数にわたる場合は、完了までのステップを上位に表示することをおすすめします。申し込みが完了するまで自分がどの位置にいるのかを明確にすることで、記入の途中でフォームの入力から離脱してしまう人を減らすことができます。
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まとめ
今回はセミナーの申し込みフォーム作成に利用できるツールについて紹介しました。
ツール1つ1つに魅力ポイントがあるため、ぜひ本記事を参考に様々なフォーム作成ツールを試し、自社の目的にあったフォームを探してみてはいかがでしょうか。