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ARTICLEセミナーアンケート用紙のテンプレート。導入文と質問項目の作り方
セミナーをより良いものにするために、アンケートは大切な要素を担っています。基本項目や文章を工夫して、思わず回答したくなるアンケートの作成を心がけましょう。テンプレートや、どのような項目を入れればよいのかをご紹介します。
アンケート用紙の導入文の作り方
導入部分は回答者が最初に目を通す文章であり、この部分の出来次第で回答者が協力してくれるかどうかも変わってきます。
では実際、どのような導入部分を作成したら良いのでしょうか？ポイントを説明します。
アンケート実施の理由を記載する
回答者としては、自分のアンケートがどのように活かされるのか、その目的は気になるものです。そのため、なぜアンケートを実施したのかは必ず記載するようにしましょう。
ただし、企業価値の向上などの企業側の理由ではなく、『セミナーの満足度を上げるため』や『商品の方向性を決めるため』など、回答者にとって何らかのメリットにつながる内容を記載するのがポイントです。
アンケートの結果によって、今後の暮らしや次のセミナーで満足度が向上することを約束されれば、アンケートの回答率も高まるでしょう。
感謝の言葉を入れる
例えば、次の冒頭であればどんな印象を受けるでしょうか？
- アンケートへの回答をお願いします。
- アンケートへのご協力ありがとうございます！今回のセミナーについてのお客様のご意見をお聞かせください！
1つ目からは素っ気ない印象を受けますが、2つ目の方が好印象ではありませんか？
アンケートの回答には、わざわざ時間を取ってもらうわけですから、まずはしっかりと感謝の気持ちを伝えることが大切です。
第一印象がよくなれば、その後にアンケートへ向き合う姿勢も大きく変わってくるでしょう。
セミナーの内容に関する質問の作り方とコツ
次に、具体的な質問内容について考えていきましょう。
質問内容については、セミナーの内容や目的によって細かく分かれるところではありますが、およそ共通する、特に重要な質問内容を3つ紹介します。
一番印象的だった内容について
一番印象的だった内容についての質問は、セミナーの趣旨や目的をきちんと理解してもらえたかの指標になるため、必ず項目に加えましょう。
本来の目的とは異なった回答が多かった場合は、セミナーの現行のプログラムがあまり効率的でなかったことを示し、見直しが必要になります。
セミナーで伝えたいことと参加者がもっとも印象に残っている出来事は、可能な限り近づけなければなりません。
満足度の5段階評価
筆記ばかりのアンケートでは回答者も疲れてしまい、有意義な回答が得られない場合があります。そこで、満足度や情報源など、選択肢が出せる物は選択肢で答えてもらうようにしましょう。
テーマや内容、時間やスタッフの対応などについて、5段階での評価欄を用意して回答を得ます。より具体的なことが知りたい場合は、記述式スペースも設けましょう。データ分析がしやすくなります。
アンケートはなるべく回答に時間のかからない仕様にしないと、アンケート自体に不満を持たれてしまうこともあります。
今回のセミナーをどのように活かすか
アンケートを行う目的は、今後の企業運営に活かすことです。
商品の意見や顧客開拓のためであれば、高い費用がかかるセミナーという手段を選ぶ必要はありません。
セミナー自体の質を高めて、より企業運営に貢献できるようにするのが本筋のため、アンケートによって得たデータは、セミナーに活かすようによく検証しましょう。
アンケートの意見があまり反映されないようなセミナーを行っていると、回答者のセミナー参加自体へのモチベーションが下がってしまう可能性もあります。
セミナーのアンケート項目サンプル。最低限設けておきたい質問とは
事務的な項目のテンプレート
最後に、回答について特に考える必要のない事務的な項目について確認しましょう。次回以降のセミナーの集客や顧客獲得に必要な情報です。
氏名やメールアドレスなどの個人情報
氏名や年齢、性別、居住地などの個人情報を得ることは企業のデータベースとしても有効です。どのような属性の人が、どんなセミナーに参加しているかを知れば、ターゲット層のサンプルにできます。
また、メールアドレスを記載してもらえば、今後開かれるセミナー情報やメルマガなどの企業情報を発信し、顧客になってもらうことが見込めるでしょう。
セミナー参加のきっかけ
SNSやダイレクトメール、あるいは知人からの伝聞など、セミナーを知るきっかけはさまざまです。
どのような宣伝媒体からセミナーを知ったのかがわかれば、今後の宣伝活動の指針にもなります。より参加者が多い宣伝媒体に力を入れていくことが可能です。
セミナーのアンケート項目サンプル。最低限設けておきたい質問とは
まとめ
セミナーアンケートは今後のセミナーの方針や、顧客獲得のために大きな役割を担っています。より多くの質の高い回答を得るために、アンケート用紙には工夫をこらさなければなりません。
参加者に対してアンケートの目的を明確に示すことや、感謝の言葉を書くなど、回答率向上のために対策を施しましょう。今後に活かせるような内容を盛り込むことで、より良いセミナー運営を目指すことができます。
セミナーアンケート用紙を工夫しよう。回収率と回答の質を上げる方法
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