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重要事項調査依頼について考えてみた【Webおたすけ隊 vol.1】

掲載日:2022年2月9日更新日:2024年2月21日

こんにちは!不動産ソリューション部 石毛です。

記念すべき第1回目のコラムは今、当社の案件の中で最も導入事例が増えている『重要事項調査依頼のオンライン化』について取り上げます。

重要事項調査報告書の発行を依頼・取り寄せる一連の業務の中では、電話やFAXを使って依頼をして郵送で書面の受け渡しを行うケースが多いのではないでしょうか?

重調案件のスペシャリストであるI先輩から、システム化することでマンション管理会社さんの業務効率化ができるとの発言をゲットしました。それは事実なのか直撃インタビューをしてきました!

初めまして!スパイラル株式会社入社2年目の石毛です。
不動産業界出身で仲介営業をしていました。タワマンが大好きです。
まだまだアナログ志向なところがあり、紙の方が便利だと思ってしまうことも多々あります。

【Webおたすけ隊】はそんな私でもWeb化させた方が良い!と考える事例を、不動産業界のWeb施策担当の皆様へお届けします。どうぞ、よろしくお願いします。

I先輩、本日はよろしくお願いします!
早速ですが、重調の依頼って本当にオンライン化できるんですか?
正直不便そうな気がして、半信半疑なんですが…
とても疑っているみたいだけど(笑)オンライン化できるよ!
石毛さんは仲介の営業をしていたときに、重要事項調査書を取り寄せたことはある?
もちろん、ありますよ!基本的にFAX送信しまくりでした。
そうそう!
自分が前職で仲介営業しているときも、FAX送信とか電話対応業務などを課題として感じているお客様が多かったよ!この後、共通の課題などを説明するね!
ありがとうございます!
お礼にI先輩にオススメのタワーマンション情報を教えますね!
結構です(笑)

管理会社さんが抱える「重要事項調査依頼」の共通課題

まずは共通の課題についてだけど、現状の課題を確認したくて何社も管理会社さんにヒアリングしてみたんだ。
そしたら大体大きくこの3つが課題として掲げられていたんだよね。
当時の石毛さんの業務もこんな感じかな?
  • 電話でのお問い合わせが多いため受電対応に追われている
  • 書類の文字潰れや管理マンション以外の申請等の書類不備対応による負担
  • 封入業務・配送コストの発生

その他にも、対応の進捗管理ができていないことや営業時間内しか受付ができないことに課題を感じている担当者様もいらっしゃったそうです。

そうですね、私は仲介会社に勤めていたので仲介目線なんですが、当時の業務の流れはこんな感じです。
管理会社さんによっては若干流れが違うところもありましたけどね。
あと、都度FAXの到着や入金確認の電話もよくかけてましたよ。
なるほど。会社によっては到着確認の電話もかけてるのか…
確かに見落とされてたり誤送信していたりしたら嫌だよね。
はい、そうなんです。
改めて考えてみると私たちの仲介側の手間も多いですが、管理会社さんはこれを捌いているかと思うと…業務負担が凄そうです。
そうなんだよ!
そこで、この次に僕が提案した業務効率化を説明するね!
ありがとうございます!
では、お礼におすすめのタワーマンショ…
結構です!!!(笑)

「重要事項調査依頼」をオンライン化するメリット

管理会社さん側の業務に合わせると、こんな感じで切り分けてオンライン化のご提案をしているよ。

FAXから依頼フォームによるWeb申請に切り替え

  • 書類の文字潰れや見落としがなくなる
  • 入金明細を写真データで受領可能
  • 管理物件のみ受付ができるようになる

紙面での送付をやめてデータをメール配信

  • 配送準備の手間と配送費のカット
  • 配送期間の短縮ができる
対応状況のステータス管理できる機能も欲しいとリクエストいただくこともあるよ。より業務効率をあげる仕組みを作ることもできるんだ!
それで対応漏れを防ぐこともできるんですね。
いいですね。業務効率化だけじゃなくて、ペーパーレス化配送コストカットもできて…テレワーク推進にも繋がる気がします!
オンライン化するとメリットが多いこと、分かってもらえたかな?
はい!アナログ派な私も納得しました!
悔しいですが、★★★(星3つ)です!!!
もしかしてマチャアキさん?(笑)
納得してくれてよかった(笑)
最後に導入のポイントを教えるね!

オンライン化は段階的な導入がおススメ

全部一気にオンライン化すると、少し大変になるから「受付業務」と「配送業務」の2段階に分けて導入することをオススメしているよ。
なるほど。まずは「受付業務」をフォームにすることから始めると良さそうですね!
そうだね。対応の進捗状況をステータス管理する機能も後から追加することができるから、運用に合わせて段階的に検討すると良いと思うよ。システムに運用を合わせるのではなく、運用にシステムを合わせることがポイントだね!

I先輩曰く、実際に導入している企業様でも段階的に導入しているケースが多いとのことでした。後々に機能追加のご要望をいただきパワーアップさせることもあるようです。

導入費用と効果(管理物件数や対応件数・人件費など)を天秤にかけて総合的に判断していただくのが良いかもしれません。

今日はとても勉強になりました!ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとう!不動産業界にいたときの話をまた聞かせてね!

〜おまけ〜

紙を使わない業務もなかなか良いものですね。少し考え方が変わりました。
今回タワーマンションを紹介できなかったのは残念なので、また次の機会に取っておきますね!お楽しみに!
どうやら今日のお話は当社のSPIRALがピッタリのようなので、最後に紹介させてください。

今回は重要事項調査依頼における受付・管理のWebアプリをご紹介しました。

スパイラルはフォームやマイページ認証などの機能を作る部品が揃っているプラットフォームです。フルスクラッチよりも低コストでスピーディーに構築が可能です。

「業務のオンライン化」にご興味がある方は、お気軽に不動産ソリューション部までご相談ください!

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