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会員サイト構築

WordPressで会員サイトを構築する時のセキュリティ対策を解説

掲載日:2021年6月30日更新日:2024年2月21日

会員サイトの構築を検討している人は、手軽に始められるWordPressを使っている場合も多いです。しかしWordPressのセキュリティは安全なのでしょうか。ここでは、WordPressのセキュリティ対策について解説していきます。

WordPressとは?どのような仕組み?

WordPressとは?どのような仕組み?

ホームページや会員サイトを制作するときに使われるWordPressですが、どのようなものか理解できているでしょうか?

WordPressとはどのようなもので、どのような仕組みがあるのか解説していきます。

プログラミング知識が不要

WordPressは、「CMS(コンテンツマネジメントシステム)」であり、プログラミングなどの知識がほとんどなくてもサイト制作が可能です。

通常、Web上でサイトなどを運営する場合、記事の追加や更新をするためHTMLやCSSの書き換えを行います。CMSでは、この書き換えの部分を管理画面や編集画面でかんたんに行えるのです。つまりWordPressでは、HTMLやCSSを書き換えるなどの難しい操作をせずとも、記事の追加や写真の挿入が可能です。

さまざまな機能

WordPressには、サイトを運営するうえで便利な機能が備わっています。一般的に記事を作成・更新するときに必要な機能は下記となります。

  • 記事の作成(追加・削除を含む)
  • 画像の管理(投稿・削除)
  • コメントの管理(記事毎に対応可能)
  • サイトへのアクセス数の確認
  • ユーザー権限の付与
  • デザインやレイアウトの設定

上記のほかに、WordPress自体にない機能を追加できる「プラグイン」も実装が可能です。

WordPressのセキュリティ面は安全?

WordPressのセキュリティ面は安全?

WordPressは、初心者でも使いやすい面が多いですが、セキュリティ対策はされているのでしょうか?WordPressのセキュリティ面に関して解説していきます。

アップデートとバックアップが必須

WordPressは、ブログサービス等とは異なり、セキュリティ対策は自分でおこなう必要があります。かんたんに自分で行えるセキュリティ対策が「アップデート」と「バックアップ」ですが、とても重要です。

どんなツールやシステムでも常に最新の状態を保つことがセキュリティ強化につながります。WordPressでは、システムの更新の際には、管理画面でアップデートを促すメッセージが表示されます。

こまめなバックアップもセキュリティ対策として有効で、予期せぬ不具合が起きたときでも復元など対応が可能です。

セキュリティが強いレンタルサーバーにする

WordPressを使用するサーバーを、セキュリティが強いレンタルサーバーにするのも対策として有効です

WordPressを使う場合にはサーバーが必要ですが、サーバーによってセキュリティの強さに差があります。レンタルサーバーにはWordPress用にセキュリティを強化したものもあります。

プラグインを活用する

WordPressでは、機能の追加にプラグインが可能ですが、セキュリティ対策に活用するのもおすすめです

WordPressで利用できるプラグインには、セキュリティを強化するためのものも多くあります。たとえば、「ログインページのURLを変更する」「何度もログインに失敗した場合にロックする」ことが可能です。

WordPressは、セキュリティに関して自己責任となるので、しっかりと対策をしましょう。

合わせて読みたい記事「WordPressのセキュリティは安全?仕組みや対策方法を解説

WordPressを使って会員サイトを構築する方法

WordPressを使って会員サイトを構築する方法

WordPressを使用して会員サイトを作成する手順を解説していきます。

どんな会員サイトにするのかを決める

WordPressで会員サイトを作るには、初めに「どんな会員サイトにするか」の選択が必要です

会員サイトには、一般的に下記のようなタイプがあります。

  • 会員登録した人のみ閲覧できる記事を公開する会員サイト
  • 会員の種類によって閲覧できる記事が異なる会員サイト
  • 課金した会員が閲覧できる会員サイト
  • 管理者と登録した会員または会員同士がコミュニケーションできる会員サイト

自分が構築する会員サイトの目的を明確にしておきましょう。

会員サイトの構築にかかる費用

WordPressで会員サイトを構築するには下記の費用が必要です。

  • レンタルサーバー代
  • ドメイン代
  • 有料プラグイン(使用する場合)

WordPress自体は無料のため、WordPressを使えば会員サイトを構築するための費用を抑えられるでしょう。

会員サイトに適したプラグインの活用

WordPressで作りたい会員サイトを決めた後は、必要となる機能を持つプラグインを実装します

一般的に会員サイトで必要な機能は下記です。

  • 登録する会員を承認制にする機能
  • 会員の種類別に権限を変更する機能
  • コミュニケーションできる機能
  • 決済を行う機能

上記に加えてセキュリティ強化のプラグインも必要です。プラグインには個別に設定が必要なので設定内容の確認も忘れずに行いましょう。

自分でプラグインの選択が難しい場合は、必要な機能を備えた会員サイト構築用のシステムもおすすめです。

合わせて読みたい記事「WordPressで会員サイトを作る方法|導入メリットや作り方も

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まとめ

WordPressで会員サイトを構築するときは、WordPressの特性をきちんと理解する必要があります。WordPressには、使いやすい特徴が多い反面、セキュリティに関しては弱い部分があるからです。

プラグインでセキュリティを強化、または会員サイト構築に強いシステムの利用など、自分にあった方法で会員サイトを構築しましょう。