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ARTICLE有料メールと無料メールの違いと使い分け|個人・法人向けの違いも紹介
メールサービスには『個人』と『法人』、『無料』と『有料』といったさまざまな種類があり、目的や用途ごとに使い分けるのが望ましいです。本記事では有料のメールサービスの基本知識を紹介しますので、サービスを利用する際の参考にしてください。
そもそもメールサービスとは
メールの送受信や管理などが行えるサービスのことを『メールサービス』と言います。代表的なものとして『Gmail』や『Yahoo!メール』などが挙げられ、一般的なメールのやり取りであれば、無料でも十分な機能を利用可能です。
法人が利用する場合は、機能やサポート面で物足りなさを感じるケースもあるかもしれません。その場合は、法人のニーズに応える機能を取り入れた有料のメールサービスが良いでしょう。
メールの主な種類や用途
メールアドレスには、以下の3種類があります。
- 独自ドメインメールアドレス
- プロバイダメールアドレス
- フリーメールアドレス
独自ドメインメールアドレスは、有料メールサービスを利用して作成することが多いです。フリーメールアドレスよりも信頼感が増し、ブランディングにもなるので、特に法人で利用されるケースが多いでしょう。
プロバイダメールアドレスはインターネット回線契約時に取得でき、セキュリティやスパム対策などに強いのが特徴です。ネット通販や家庭での利用に向いています。
フリーメールアドレスは無料でいくつでも取得できるのが特徴です。簡単な登録で利用できるので、個人でも多くの人が利用しています。ビジネスシーンで利用することに問題はありませんが、見る人によっては軽視されることもあるようです。
主な機能
メールサービスの主な機能としては、以下のようなものがあります。
- メールの送受信
- メールの転送
- メーリングリスト機能
個人的な利用はもちろん、業務における主要な連絡ツールとしても幅広く活用されています。一般的に、業務目的で利用する場合は、より高度な機能を要するケースが多いようです。
メールサービスの種類や違いとは?メール関連サービスとともに紹介
無料版と比較した有料メールサービスのメリット
メールサービスには無料版と有料版があります。違いを知った上で、用途によって使い分けることが大切です。
ここでは、どのような違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。
使える機能、容量の拡大
まず有料版だと独自ドメインが利用できます。
また、無料版のメールサービスでは多く『広告』が表示されますが、有料版であれば『広告』は表示がされません。
次いで容量が増えます。容量が増えることでメール送付に制限がかかって業務効率を下げることや、過去のメールが勝手に消えてしまうというリスクも軽減されるでしょう。
セキュリティ
無料版の場合、利用者が設定するパスワード認証のみであることが一般的です。もし、このパスワードが第三者に漏れてしまった場合、それだけでどの端末からでもアクセスされてしまいます。
有料版だと特定のIPアドレスを接続可能に設定したり、端末を紛失した場合にはアカウントを停止させたりすることが可能です。情報が漏れるリスクを減らす工夫がなされているケースが多いといえます。また、誤送信対策やフィルタリング機能など求めるセキュリティレベルに合わせて選択ができるでしょう。
手厚いサポート
メールや電話での手厚いサポートが受けられるサービスもあります。導入までのサポートも大事ですが、実際に緊急度が高くなるのは導入後です。サポートの対応時間帯や、どこまでサポートをしてくれるのかは重要な選定ポイントとして見ておきましょう。
他サービスと連携できることも
サービスによっては、有料版にすることで機能を拡張できる場合があります。例えば、カレンダーなどの『スケジュール管理ツール』や『タスク管理ツール』などと連携できるのです。
これらを活用することで、業務効率の向上につながります。ユーザーインターフェースなどを考慮し取ながら、取り入れると良いでしょう。
個人向けと法人向けの違い
メールサービスには、個人向けと法人向けで機能が異なる場合があります。ここからは、その中でも『サーバー』や『クラウド』の性能の違いについて解説します。
サーバーの違いは?
セキュリティ面において、法人向けサーバーの方がより高度な機能が提供されていることがほとんどです。例えば、サーバーへ悪意のある侵入を防いでくれたり、ウェブサイトにおける脆弱性を狙った攻撃から守ってくれたりします。
そのため、より高度なセキュリティなどを提供している法人向けの方が、利用料金も高額に設定されている場合が多いようです。これは個人向けサーバーが劣っているということではなく、ニーズに合わせた機能や性能が提供されていると言えるでしょう。
クラウドでの違いは?
事業の拡大や変化に伴って、クラウド上の容量を増加させる必要が出てくる可能性があります。法人向けのサービスであれば、基本的に拡張性があり、必要なだけ容量を増やすことが可能です。
まとめ
メールサービスは、種類によってサーバーやセキュリティ機能などの面で違いがあり、目的や用途によって使い分けが必要です。必ずしも「料金が高いから優れている」というわけではなく、低価格のサービスでも利用者のニーズを十分に満たすものもあります。
事前にメールサービスに求める要件を洗い出しておき、それぞれを比較検討しながら最適なサービスを選びましょう。
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