LINE連携の記事
ARTICLELINE企業アカウントの開設方法とマーケティング活用方法
LINEが企業アカウントとしても簡単に利用できるようになり、より身近なコミュニケーション活用され始めました。
しかし、LINEを導入するにはどうしたらよいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
LINE@の導入方法についてご紹介します。
LINE@を使うことが目的ではなく、LINE@を活用してビジネス目的を達成してくためのキッカケにしてくださいね。
LINE@プロ(API)アカウントを作る
1・LINE@プロ(API)のアカウント申請をする
LINE@認証済みアカウントを開設するためには、「LINE BUSINESS CENTER」に企業情報を登録し、アカウント申請が必要です。
LINE社による審査を経て、認証バッジが付与されたアカウントが開設されます。(認証済みアカウントではない場合LINE内の検索結果には表示されません)
認証済みアカウントの登録は「LINE@アカウントを作成しましょう 」をご覧ください。(2019.3.18現在、新規の申込は停止されています)
※LINE@認証済みアカウント……認証済みバッジが付与、LINEアプリ内の検索結果に表示
2・アカウント作成(お店などの登録を行う)
アカウント公開前に設定しておく必要があるのは下記の5つです。
- プロフィール写真の設定
- ステータスメッセージの設定
- 自動応答メッセージ
- アクセスの設定(店舗が有る場合)
- ホームの設定
特にステータスメッセージは、友だち一覧のページで表示されるメッセージなのでユーザーがアカウントを見た時に、すぐに把握できるような内容を入れておきましょう。
LINE@の使い方をマスターしよう。アカウント作成と使い方まとめ
3・友だち追加時の挨拶文
友達の追加時の挨拶文は、ユーザーが友だち追加をおこなった時に自動で配信されるメッセージです。
ユーザーにとってはファーストコンタクトとなるため、既読率が高いメッセージになります。
デフォルトメッセージを使用するのではなく、お友だちになってくれたユーザーに、これからもメッセージを読んでもらえるような内容を送りましょう。
友だち追加時は、最も関心が高くなっているタイミングですので追加の御礼だけでなく、友だちでいることのメリットや会員情報連携の訴求などをメッセージとして送りましょう。
「有益なアカウント」として認識されることで、既読率の向上や次回アクションに繋がりやすくなります。
4・公開設定
「公開設定」で「公開」を選択すると、アカウントがLINEアプリ内から検索できるようになり、アカウントページも公開されます。(※認証済みアカウントのみ)
デフォルトは「非公開」に設定されているので、基本設定が完了後は「公開」に変更して、多くの友だちを集めましょう。
クローズでアカウントを運用したい場合には、「非公開」設定で「QRコード」「友だち追加ボタン」を活用し、友だちを集めることは可能です。
ビジネスコネクトについて知りたい方は、「LINEビジネスコネクトでできること。メリットや活用シーンを紹介」をご一読ください。
友だちを集める
友だちを集めるのは重要です。とりあえず、誰でも友だちを増やせばいいというわけではありません。
どんな目的で、どういった人をターゲットにしてコミュニケーションをおこない、最終的に、何を達成したいのかを踏まえて友だちを集める必要があります。
例えば、高級化粧品の購入を促すことを目的にLINEを始めた場合、LINEユーザーが多く占める10代層にリーチするため、友だちになったとしても目的に対するターゲットとしては即していません。
このあたりを注意して集客を進めていきましょう。
1・無料で集める
お店がある場合は、店頭などにPOPの用意、店員さんからの積極的な声掛けで集客できます。また、お店がない場合でも、メルマガやSNS、WEBサイト上のバナーなどの告知で友だちを集められます。
2・有料で集める
LINE社でいくつかの広告メニュー:運用型広告「LINE Ads Platform」が発表されています。
LINEのタイムラインやLINE NEWS、1.000以上の外部掲載先を持つHike Networkへ広告配信ができるプラットフォームです。
ユーザー属性や関心、目標の達成度に合わせた広告の配信が可能になっており、LINE公式アカウントよりも費用を抑えて運用できます。
定期コミュニケーション(ブロック率の低下)
せっかく苦労して集めた友だちでも、コミュニケーション方法を間違えるとブロックされてしまう原因となります。
ターゲットを意識して有益な情報を提供することでエンゲージメントの向上や売上強化が図れます。
始める前にしっかりと目的や戦略を立てて、「ターゲット」×「コンテンツ」×「タイミング」を踏まえたシナリオを設計しましょう。
1・ターゲット
LINE@だけでは、決められたセグメントでの配信しかできません。そのため、友だちの集め方が非常に重要になっていきます。
LINE@プロ(API)×スパイラル®連携することで、あらかじめ登録してもらった内容を元にセグメント配信が可能になります。
年齢や性別、地域、店舗別、顧客ランク別など、よりパーソナルなコミュニケーションが実現できます。
2・コンテンツ
LINEの場合、テキスト文面はあまり反応を得られず、リッチメッセージ形式での配信で反応率が高まると言われています。
ただし、業種、コミュニケーション内容によっては、テキストやアンケート、動画の活用などにより反応が高められます。
また、LINE@プロ(API)×SPIRAL®連携しセグメント配信を行うことで、ターゲットにあったパーソナルな情報提供ができます。そのため、コミュニケーションの幅を広げることが可能になります。
3・タイミング&頻度
平日、かつ、19時頃が反応高い傾向にあり、週1回以上送るとブロック率が高まる傾向にあると言われています。
一斉配信で送ることにより、自分に合わない情報が頻繁に届き煩わしく思われるためだと推測されます。
LINE@プロ(API)×SPIRAL®連携した場合、よりパーソナルなコミュニケーションが実現できます。より受信者に最適なコンテンツを配信することができるため、配信頻度を増加してもブロック率に影響なく、反応が得られる可能性があります。
その他、LINEはメール反応(緩やかに反応が高まる)とは異なり、配信直後の瞬間的に反応が非常に高いため、配信対象数から最大瞬間アクセスを計算し、サーバーの増強なども視野に入れる必要があります。
レポート
LINEも他の配信ツールと同じように、送りっぱなしでの効果は見込めません。
友だち追加数の推移やブロック数、URLクリック率(Googleアナリティクス等外部サービス利用)などを検証し、PDCAを回すことで、LINE運用における勝ちパターンを探りましょう。
ブロック率に関しては特に注意する必要があります。1度ブロックされると解除されることは難しく、せっかく送った情報がユーザーには伝わりません。ブロック率は20%未満に抑えることがポイントです。
下記のような事があるとブロックされやすくなります。
- 配信時間が早い/遅い
- 配信頻度が多い
- 友だちが興味を持たないコンテンツを送った
- 誤送信や誤字脱字により、不快な思いをさせてしまった
ブロック率が高い場合は、配信の仕方を見直してみましょう。
また、LINE@プロ(API)×SPIRAL®連携を行なっていれば、SPIRAL®にあるDB項目に応じて年齢や性別、顧客ランク別などで反応が確認できます。
そのため、より詳細に分析をおこなうことで、ブロック率低下や反応率の上昇をスピード早く対応できるようになります。
ぜひ、上記内容を踏まえて、LINE@でお客様とコミュニケーションしてみてください。運用の仕方によっては、強力な販促/コミュニケーションツールとして活用できるかと思います。