Webフォーム作成の記事
ARTICLEPHPでフォーム作成する方法と作成例とは。基礎知識からはじめよう
最近では、デザインや機能に工夫を施したさまざまなフォームが企業のWebサイトなどで使われています。PHPを利用してフォームをカスタマイズしてみてはいかがでしょうか?この記事では、PHPの基礎知識や使い方について解説します。
フォームの基礎知識

まずは、フォームの役割や種類、作り方といった基本的な知識について触れていきましょう。
フォームの意味と種類
フォーム(form)は、英語で『形』や『形式』という意味です。Web関連で使用するフォームは、Webサイトを訪れたユーザーがサイトの運営側に働きかける役割を担っています。
具体的な例としては、資料請求などのために用いる問い合わせフォームや、サービスを利用するためのログインフォームなどです。フォームはWebサイトを運営するうえで欠かせないものです。
フォームは多岐にわたって利用されています。ユーザーが利用しやすいデザインや機能を備えたフォームを用意しておくことが、サイトの利用率の高さにもつながるでしょう。
作成サービスやツールでかんたん作成
フォームの作成は、プログラミングによって行うのが一般的でした。しかし最近では、フォームを作成するためのサービスやツールを用意している事業者が増えています。
代表例としては、GoogleやWordPressが挙がるでしょう。特にGoogleは機能が豊富で初心者にも使いやすいのがポイントです。
他にもさまざまな事業者が、自社ごとの特徴的なフォームを作成しています。イベント運営に特化したフォームなどもあります。なかにはフォームの運用方法を伝えると、その運用に合ったフォームをすべて作成してくれるサービスもあるようです。
フォーム作成の基礎知識まとめ。主なシステムやツールの使い方とは
PHPの基礎知識

フォームの作成方法として、事業者が提供しているサービスを利用する方法を紹介しましたが、プログラミングによって自社で作成するという方法もあります。PHPもフォームを自作する方法の1つです。
PHPとは
PHP(Hypertext Preprocessor)は、掲示板やチャットなどのWebページでの運用を想定したサーバーサイド言語です。サーバーへの負荷がかかりにくく、処理速度が速いという特徴があります。
サーバーサイド言語にはRuby、Python、C言語など、一般的にプログラミング言語と聞いてイメージされるものが多く含まれます。
PHPで入力フォームを作成すると、入力されたデータをサーバーのデータベースに保存したり、既存のデータと照合してそれに合わせたページを表示させたりできるようになります。また、「マウスカーソルを合わせるとボタンの色が変わる」というような細かなカスタマイズも可能です。これらの特徴を活かした有名なサービスが「WordPress」です。
WordPressは専門的な知識がなくてもWebページを作成できる便利なサービスです。このサービス内のコンテンツにはPHPが使用されているため、かんたんにデザインやプラグインをカスタマイズできるようになっています。
PHPは構造がとてもシンプルなプログラミング言語なので、初心者向けと言われています。Web上でのアプリケーション開発や、サイトのカスタマイズを行う場合、PHPの勉強をはじめてみるのも良いでしょう。
HTMLとのちがい
ここで、数あるスクリプト言語の中でのPHPの立ち位置を掘り下げてみましょう。
スクリプト言語で作成できるWebページはおおまかに以下の2種類に分類されます。
- 「動的」なWebページ
- 「静的」なWebページ
「静的」なページの特徴は表示内容がいつでも変わらないことにあり、HTMLで作成するものがこれにあたります。
一方で「動的」なページの特徴は条件によって変化が起きることです。例えばオンライン通販のショッピングカートは動的ページですので、ユーザーが商品を追加すると金額などの情報が変化します。
PHPはこの「動的」なページを作成するときに用いられます。
また、PHPでユーザーのログインフォームを作成するとログイン認証を行うことができるため、セキュリティの役割も担うことができます。
環境について
PHPを利用するためには、まずは利用環境を整える必要があります。
代表的なものが『Apache』です。ApacheはフリーのWebサーバーで、Windowsで利用できます。Windows用のApacheサイトから『Apache2』をダウンロードしてください。
PHPとApacheを一括でインストールできる『XAMPP』というものがありますので、こちらをダウンロード&インストールしても良いでしょう。
基本的なルール
PHPを利用するうえでの基本的なルールについて、いくつか見ていきましょう。
PHPのスクリプトを書く際には、PHPの始まりと終わりを指定するために「<php」と「?>」のタグを入れなければなりません。拡張子は.phpとなります。
コメントアウトは「/*」から「*/」までです。この間に書かれたコメントは、コンピューターから無視されますので、メモ用や補足に利用します。
よく使う構文は以下の通りです。
- if文:「もし○○したら××を行う」という条件分岐を作る
- for文:繰り返し処理を行う場合に使う
構文は他にもありますので、基本を踏まえたうえで覚えていきましょう。
フォーム作成におけるPHPでの作成例とは。基礎知識からはじめよう
PHPでコンタクトフォームを作成する方法とポイント

コンタクトフォームはお問い合わせフォームやメールフォームのことを指します。PHPでもコンタクトフォームを作成することが可能です。ユーザビリティを意識したものが求められますが、どんなコンタクトフォームが求められるのでしょうか。
使いやすいコンタクトフォームにするためのポイントについて、見ていきましょう。
HTMLで大枠を作成する
動的なWebページを作成する場合、HTMLでサイトの大枠を作成し、PHPで動的ページを追加していく方法が一般的です。
PHPを使用したWebページの作成方法にはさまざま様々なパターンが存在しますが、ここでは一般的なお問い合わせフォームを例にとっておおまかな流れを説明をします。
まずはHTMLにて入力画面を作っていきます。ここでは氏名、連絡先、お問い合わせ本文などの入力枠を作成します。
次に、PHPでは「○○という情報を受け取った場合は××という文章を表示する」といった条件分岐の命令を作成します。
こうすることで、フォーム送信に成功した場合や失敗した場合に合わせて適切な画面表示を行うことができるのです。
ここで大切なのはセキュリティ対策をしっかりしておくことです。コンタクトフォームは悪意のある第三者に狙われる危険性があるため、細心の注意を払いましょう。
入力フォーム
入力フォームを作成するときのポイントは、入力項目をなるべく少なくすることです。名前と連絡先は必要ですが、それ以外にユーザーにかける手間をなるべく省きましょう。
例えば、資料請求の場合は必要な資料を選択式で選べるようにしたり、サービス利用などの申請の場合は入力例を記載したりします。
ユーザーが記述する項目をなるべく減らすよう工夫してみてください。
内容確認と送信
送信前に、入力した内容を確認できる画面を表示するようにしましょう。その際、記述に誤りがあったら指摘する機能があると便利です。
確認画面では内容の変更が不可能なことを伝え、前画面に戻るためのボタンと送信ボタンを見やすい場所に設置します。また、送信した際にはユーザーと運営側の担当者の両方に連絡がいくように設定しておくと良いでしょう。
メールフォームは設置した方が良い?メリットや作成方法のまとめ
まとめ
フォーム作成の方法として、フォーム作成サービスやツールを利用する方法がありますが、独自性のあるデザインを自作するという方法もあります。
PHPは、初心者でも比較的かんたんに利用できるプログラミング言語です。フォームを作成するにあたってかんたんにカスタマイズが可能ですし、さらに知識をつければより便利な機能を追加することもできます。
ユーザーが利用しやすいフォーム作成のために、PHPを利用してみてはいかがでしょうか。
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