名刺管理の記事
ARTICLE名刺やインバウンド 別々に流入する情報を統合して資産に変える顧客管理
自力で顧客データの管理をしていると、必ず限界が来ます。仕組み=データベースを作り、一元管理するようにしないともっとも大事な「お客様」のことが分からなくなってしまいます。
今回は、顧客管理の必要性とSPIRALによる顧客管理のメリットについて説明します。顧客データを一つのデータベースに登録することは、管理負担を減らすだけではありません。営業・マーケティング戦略上でも重要です。
顧客データは散らばりがち
会社が拡大するにつれて、必然的に顧客(見込み客=リードも含む)のデータの管理は難しくなります。データ量と取得元が増えるのみならず、それを管理する「データベース」の数も増えてしまいます。
会社を立ち上げた当初は、がむしゃらに営業をかけて名刺を手に入れることになります。数が少ないうちは、管理が問題になることはありません。
しかし、何とか売り上げが立つくらいに顧客やリードの数が増えていくと、誰にどのようなアプローチをして、どの企業が何をどれくらい買ってくれたのかなど、情報量が増えてしまいます。
そうなると、個人の頑張りでは管理しきれません。 また、名刺交換、セミナー参加者、ホームページからの問い合わせなど、顧客データの取得チャネルは多様にあります。異なるチャネルから入ってきた顧客データは、最初は別々のエクセルファイルやアクセスファイルで保管することが多いでしょう。こうして、顧客データはばらばらに管理されることになるのです。
CRMとSFAの観点から名刺データを活用して売上UPしよう!
フォローやデータの管理が大変に
顧客やリードのデータがばらばらになると、当然管理が大変なことになります。具体的には、どのリードや既存顧客にどのようにアプローチしているのか、担当者以外には分からなくなってしまうのです。
営業やマーケティングが、チームとしてフォローする体制にはなかなかなりません。 それにくわえて、データの更新に伴う作業負担もメンバーを圧迫します。社名変更や部署異動、氏名の変更、担当者の変更などは頻繁に発生します。
データを更新するとなると、複数のファイルをチェックしてデータの有無を確認し、それぞれ一斉に更新しないといけません。すべてのデータが間違いなく更新されたか確認しきれず、ミスが発生する確率が高くなります。
このように、顧客データのデータ量・入力元・管理するファイル数が増えることで、会社全体としての機会損失につながりかねません。
どういった業種においても、顧客データの管理体制を見直すことは、どこかのタイミングで会社一丸となって行う必要があるのです。
SPIRALによる顧客管理で課題解消
SPIRALを導入することで、ここまで述べてきたような顧客管理上の課題が解消されます。流入元が異なっていても、一つのデータベースにつなげられるので、管理のための作業負担が大きく軽減されるのです。
たとえば、名刺データを素早くデジタル化してデータベースに登録できますし、Webフォームから入力されたデータを自動的に登録することも可能に。
しかも、そのWebフォームすら、HTMLの知識が無くてもSPIRALで作ることができます。
データベースが一つに統合されますから、リードのフォローやデータ更新が容易になることはもちろん、ナーチャリングキャンペーンやインサイドセールスなどマーケティング・営業の各種施策が打ちやすくなります。
ポイントは、ただ「作業が楽になる」だけではなく、データを資産として活用しやすくなるということです。
仮にメールを配信するにしても、「セミナーに出席してくれた企業は深い内容のメール」「名刺交換しただけの企業は概要程度のメール」など、属性によって出し分けることもできます。
メルマガやアンケート、顧客データが散らばっていると、データ管理が大変であることはもちろん、データをマーケティングや営業の戦略に活用することが難しくなってしまいます。
の売り上げを伸ばす上で、顧客管理を見直すことは、いわば「種まき」の前の「代かき」に似た基本的な作業であると言えるでしょう。