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ARTICLE住友生命さまのDX成功事例をご案内!!2025年の崖を乗り越えるには?【やまざき調べvol.24】
皆さんこんにちは!金融カスタマーサクセス部やまざきです。
近々、住友生命保険相互会社様(以下住友生命保険様)がスパイラルを使ってDX革新したインタビュー記事がITmediaにて公開されました。
▶住友生命のデジタルシフト、保険業界の非対面営業をどのように実現するのか?
「DX」といえば、先日、金融業界のお客様向けにアンケートを実施したのですが、2割ほどの回答者さまが「注目しているトピック」に挙げられていました。
「DX」や「2025年の崖」ってなんだっけ?と思われた方のために、簡単にまとめさせていただきます!
DXとは?2025年の崖とは?
2025年以降、デジタル革新の遅れが原因で年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性があることを、経済産業省がDXレポートの中で「2025年の崖」と形容して2018年に発表しました。このレポートの内容とキーワードを簡単に解説します!
「DX」とは?
デジタル技術を活用して新しいビジネスモデルを生み出し、ネットとリアルの両面でよりよい顧客体験を提供できるようになることで競争優位性を確立することをDX、デジタルトランスフォーメーションと呼びます。
DXを阻害する「レガシーシステム」とは?
「デジタル化の進展に対する意識調査」(2017年5月、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会 閲覧日:2021年1月7日)をもとに作成
DXを進めていくためには、それぞれの企業が保有するシステムに集まるデータを利用したり、外部システムと連携させなくてはいけません。しかし、日本企業の約8割は長年おなじシステムを使い続けています。メンテナンスのたびに複雑な仕組みになった結果、「自社のシステムなのに中身がわからないし、自力で修正できない」システム=レガシー(時代遅れの)システムになってしまいました。
「2025年の崖」
レガシーシステムが今後も残存した場合、IT人材の引退やサポート終了などにより2025年以降年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があることを、「2025年の崖」と呼びます。
2025年の崖を迎えた場合、システムを利用する企業にはさまざまな課題が発生します。
- 爆発的に増加するデータを活用しきれず、DXを実現できず、競争に負ける
- システムの仕様を把握した人材が退職し、業務基盤そのものを維持できなくなる
- セキュリティ事故や情報漏えいのリスクが高まる
2025年の崖を乗り越えてDXを実現するには?
DXを実行するには、データの利活用が鍵です。環境変化や経営・事業の変化に併せて情報システムを柔軟かつスピーディに対応できるようにする必要があります。
しかし、人によってDXに対する考え方が異なると意思疎通ができず、データ活用を妨げます。そのため、まずは認識のすり合わせを行うためのガイドラインを策定します。先行事例や失敗ケースの情報も盛り込むことで、具体的なイメージを持って失敗を避けることができます。
弊社のスパイラルはプログラミング知識のない方でもシステム開発ができるためブラックボックス化しにくく、外部システムとも柔軟に連携できます。住友生命保険様のようにDX施策にも有効活用できますので、導入や活用方法などにご興味がございましたら、お気軽にご相談ください!
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