【導入事例】SPIRAL×eKYCの「口座開設システム」で非対面取引も安心＆充実！ ～口座開設のリードタイムを80%削減、口座開設数は約1.5倍に増加～

　デジタルで未来最適をリードするスパイラル株式会社（東京都港区、代表取締役CEO　佐谷 宣昭、以下「スパイラル」）は、株式会社武蔵野銀行（埼玉県さいたま市、取締役頭取　長堀 和正、以下「武蔵野銀行」）へ、主力製品のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」を基盤にeKYCサービスやTSUBASA Fintech共通基盤と連携した「口座開設システム」を構築し提供しました。口座開設にかかる期間を約80％削減し、銀行とお客様双方にとってスムーズな取引を実現した結果、口座開設数を約1.5倍に増加することができました。このたび、導入インタビュー記事を2023年11月15日に公開しましたので、お知らせいたします。

導入事例【株式会社武蔵野銀行】
インタビュー全容はこちらからご覧いただけます。
URL：https://www.spiral-platform.co.jp/case/musashinobank/

事例概要

～ 導入の経緯 ～
　武蔵野銀行は埼玉県を中心に99店舗を持ち、「地域共存」「顧客尊重」の経営理念のもと、地域経済・社会への貢献を行っている銀行です。このたび、お客様へよりよいサービスを提供できるよう、さまざまな企画立案をおこなう営業企画室にて「口座開設システム」を導入いただきました。
　武蔵野銀行ではもともと独自の口座開設アプリで預金口座の開設を受け付けており、この口座開設業務において、3つの課題がありました。

　既存の口座開設業務における3つの課題 
　（１）口座開設アプリの保守・管理の費用負担が大きいこと。
　（２）口座開設フローに人の手を介する部分が多く、バックオフィスの担当者の負担になっていること。
　（３）口座開設申し込みから完了まで時間を要していること。
　こうした課題を解決するため、新たに口座開設システムの開発を検討されました。

～ SPIRAL ver.1が選ばれた3つの理由 ～
（１）金融機関への豊富な導入実績による安心感
SPIRAL ver.1は地方銀行への導入実績が多く、銀行特有の慣例などにもきめ細かく対応してもらえそうだとご判断いただきました。

（２）ブラウザ開発によるコスト削減
保守・管理費用の削減とお客様の利便性を考慮し、一連の申請はブラウザでの構築を検討されており、SPIRAL ver.1は、画面設計の自由度も含め問題なく対応できるとご判断いただきました。

（３）SPIRAL ver.1ならではの柔軟なシステム連携による利便性
eKYC（※1）サービスとの連携により本人確認の時間短縮が実現できる点や、TSUBASA Fintech共通基盤（※2）との連携により武蔵野銀行のオンラインサービスで利用できる共通ID「むさしのID」が、口座開設と同時に自動発行できる点を大きなメリットと感じていただきました。

※1：eKYCとは オンラインによる本人確認のシステム。

※2：TSUBASA Fintech共通基盤とは TSUBASAアライアンス（地域トップバンク10行による国内最大規模の広域連携の枠組み）に参加している地方銀行と、T&Iイノベーションセンター株式会社が共同で構築したオープンAPI基盤。

　

～ SPIRAL ver.1導入後の口座開設フロー ～

　

～ 導入効果 ～
（１）保守・管理費用は、以前の半分以下に削減
ブラウザでの申請に移行したことで、OS更新対応などアプリで必要だった保守・管理が一切不要になり、大幅なコスト削減を実現しました。

（２）バックオフィスの業務も大きく効率化
eKYCサービスとの連携により、本人限定郵便の受け取りをもって完了していた本人確認が、申請した時点で完了できるようになりました。郵便の追跡作業が無くなったことや、申請不備による差し戻し業務も電話ではなくメールでできるようになったことで、口座開設に係る業務時間を削減することができました。

（３）1〜2週間かかっていた口座開設が最短で翌営業日に開設可能に
申請と本人確認が同時に完了できるようになったことで、口座番号を先に発行および通知できるようになり、お客様はキャッシュカード到着前でも給与振込先の登録などの手続きが可能になりました。口座開設の途中キャンセルもほぼなくなり、お客様の満足度向上にも貢献できました。

（４）口座の開設数が1.5倍増加
2023年春に口座開設システムの運用を開始後、昨年の同時期に比べ、開設数が約1.5倍と予想以上の増加となりました。ユーザビリティが向上した結果、謝絶や不備なく口座を開設できた割合も、約70%から約85%に上昇しています。

　

また今回のプロジェクトを支援いただいた、ちばぎんコンピューターサービス株式会社のコメントも頂いております。

ちばぎんコンピューターサービス株式会社の営業本部 法人営業部 ご担当者様のコメント
「予算・リリース時期が決まっており、限られた条件の中でしたが、スパイラル社よりどうすれば良いかの前向きなご提案・ご対応をいただき、プロジェクトを完遂できました。 銀行はお客様の個人情報を取り扱うサービスのため、高いセキュリティレベルを求められます。しかしSPIRALであれば、セキュリティを担保しつつ、ローコストでシステム構築が可能です。この点が、非常に魅力的だと感じます。

　スパイラルは今後も、お客様の業務課題の解決に「SPIRAL」をご活用いただくことはもちろん、お客様の顧客接点DXの強化を実現するための高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供と、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。

導入事例【株式会社武蔵野銀行】
インタビュー全容はこちらからご覧いただけます。
URL：https://www.spiral-platform.co.jp/case/musashinobank/

「SPIRAL」とは

　「SPIRAL」は、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称です。

　「SPIRAL ver.1」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ12,000社以上（2023年4月時点）の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できます。
URL： https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/

　「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォームです。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者にもご利用いただける管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っています。プログラミング知識がなくても、マウス操作で自社専用のWebアプリケーションを手に入れることができます。
URL： https://spiral.pi-pe.co.jp/

株式会社武蔵野銀行 概要

会社名株式会社武蔵野銀行
所在地埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目10番地8
代表者取締役頭取　長堀 和正
事業内容普通銀行業務
Webサイトhttps://www.musashinobank.co.jp/

スパイラル株式会社 概要

会社名スパイラル株式会社
所在地東京都港区赤坂2-9-11　オリックス赤坂2丁目ビル
代表者代表取締役 CEO　佐谷 宣昭
事業内容ローコード開発プラットフォーム事業、SaaS事業、ECソリューション事業、コールセンター支援事業、美容業界向けDX事業、行政・自治体向けDX事業、メディア事業、タウンマネジメントのDX推進事業
Webサイトhttps://www.spiral-platform.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

お問い合わせフォーム

報道関係者様お問い合わせ先

スパイラル株式会社　https://www.spiral-platform.co.jp/
広報室：長友、久保
TEL：03-5575-6601　FAX：03-5575-6677
E-mail ： pr@spiral-platform.co.jp

　

※「SPIRAL」はスパイラル株式会社の登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。